今年もあと三日

　早いもので、今年も終わろうとしている。
ただ、なにか物足りない。
なんだろう・・・
　振り返ってみると、これだ！という何かをやり遂げたものがまったくない。
ひたすらにバタバタと日々追われて一年が過ぎてしまった。
　書きかけのものもそのまま。早い話、集中力というものがほとんどなかった一年だったような気がする。
　来年こそは・・・
と自分に言い聞かせ、実りある一年になるようにしたい。
　ふと、そう思ってしまった。

新しい車がきた

　代車生活も一か月に及んだが、やっと新しい車が来た。
今度の車は、普通の乗用車。ただ、カヌーを積めないと困るので、当然ワゴン車。
正直言って、ランクルの屋根の高さだと、カヌーを積むのは辛くなってきていた。
ある意味、必然的な選択だった。
　で、今度の車はパサートワゴン。
久しぶりに乗用車に乗ると、やっぱり楽だね。それに運転が楽しい。
　明日は義母を見舞いに深川まで行く予定。
今からなんだかウキウキしている自分だった。

床暖が暖まらない

　今年買い換えたばかりの床暖ストーブの床暖パネルが、どうやっても暖まらない。
音を聞いてみると、どうも温水が回っていないようだ。
これはどうやっても自分の手にはおえないので、すぐに販売店に電話した。
すると、「近くに別の担当者がいるのですぐに向かわせます」とのこと。
まあ、３０分位はかかるだろうと思っていたら、５分で来た。
　早速ストーブを見てもらうと、
「あ、これはすぐに直ります」
　と言いながら、床暖のホースを外し始めた。
「何が原因なの？」
　と、私が聞くと、
「・・・・・」
　どうも言いづらいようだ。
　しばらく間を置いて、
「何が原因？」
　と、もう一度聞くと、
「・・・すいません、ホースの付間違いです・・・・」
「あらあら」と思っちゃったね。
　でも、こういう仕事はクレームは付き物。
ようはクレームが発生した時に、どう対応するかだ。
　今回の素早い対応は、ある意味勉強になったね。
　ご苦労様でした。

愛車ランクルがついにダウン

　２０年近く乗ってきたランクルがついにダウンしたようだ。
急にギアがリバースに入らなくなった。
シフトはちゃんとリバースに入るのだが、ミッションがまったく反応していない。
早い話、前には進がバックができない。ひたすら前に走ることしかできなくなてしまった。
この症状は素人でもかなり重症というのは分かる。
　すぐに友人の整備工場に持ち込み見てもらうと、ミッションのオーバーホールが必要とのこと。
正直言ってまいったね。オーバーホールとなると、かなりの修理費がかかる。それに車検の時期でもあり、両方合わせると、中古の車が一台買えるほどの金額になってしまう。
　今まで故障のたびに修理して乗ってきたが、もう限界のようだ。
考え抜いたあげく、車を入れ替えることにした。
　新しい車は、友人の整備工場を通して手配してもらっている。それまでは代車生活が続くがしばらくの辛抱。
だが、工場の片隅に置かれているランクルを見ると、なんだか悲しい気持ちになってきた。
　子供の成長とともに２０年も走り続けたランクル。
人もいっぱい乗れたし、荷物もいっぱい積めた。
カヌーにも行ったし、キャンプや旅行にも行った。
どんな悪路でも、どんなに雪が降り積もっても、道を選ぶことなくどこにでも行くことができた。
そんな想いでがいっぱい詰まったランクル。
　帰り際、
「もう、僕はいいでしょう。そろそろ限界です」
　そんな声がランクルから聞こえてきたような気がした。