一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

ペンキ塗り

2012-05-27 20:52:11 | 日記・エッセイ・コラム
 今日、休みだったので、前から気になっていた裏庭に置いてある長椅子のニス塗をした。
庭用の木製椅子は二つ置いてあるが、一つはほとんどなんでもないのに、もう一つの方はニスが剥がれ落ちてボロボロになっていた。
しかも使っている木材がどうも軟いようだ。
どうしてこんなに違うんだろうと思って良く見てみると、なんでもないのは日本製。そしてボロボロの方は、やはり中国製だった。
こっちはもらったものなので文句も言えないが、「やっぱりな~」と思ってしまう。
それでもニスを塗りなおせば、まだ使えそうだ。
早速ボロボロのニスをサンドペーパーで落とし、新しいニスを塗りなおす。
乾くとそれなりに見栄えがしてきた。
これならまだまだ使えそうだ。
 塗ついでに、自作のベランダにも防腐剤のペイントを塗る。
こいつも綺麗になった。
 夕方、いくらか風も弱まってきたので、サクランボや庭木の薬掛けをした。
今年はサクランボをちゃんと生らせて孫に食べさせてやりたいからね。
なんだか立派な爺さんになってきたようだ。
 今日は休みだったが、仕事をした気分だった。


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キツネが一匹

2012-05-26 22:09:12 | 日記・エッセイ・コラム
 先日、やっと白樺の枝を二本ともバッサリと綺麗さっぱり切り落とした。
と言っても自分でやったわけではない。
二本ともあまりにも大きくなりすぎて、私の手には負えなくなっていた。
当然プロに頼んだ。
だが、頼んだのは造園屋さんではない。
俗にいう便利屋さんのようなところに頼んだのだが、仕事はきっちりとしていた。
枝を切り、切った枝を回収日に出しやすいように綺麗に縄でまとめてくれた。
そこまでして、値段は造園屋さんの十分の一以下の値段だった。
感謝感激。
 で、切った枝や庭を掃除した時の枯葉を入れたビニール袋を枝葉の回収日の朝に出そうと思ったのだが、出勤前にはとてもじゃないが出せる量ではない。
ざっと見積もっても2トントラック一台分はある。
そこで前の日の夜中に出すことにした。
寝る前の小1時間、エッチラオッチラと何とか出し終えた。
見上げると、ゴミステーションのある歩道上に山積みになってしまった。
隣の分も含めると、とんでもない量だ。
一瞬、「これだけの量を持って行ってくれるだろうか?」
と思うほどだった。
 ま、何とかやり終えてやれやれと思っていると、何やらスーッと走ってくるものがある。
振り返ると、エッ?
向こうも、オッ?
なんと、キタキツネが音もなくスーッと家の前の道路を走り去って行く。
キタキツネが走る時って、本当に音がしないんだよね。
犬ならば、爪のガシガシって音がするんだろうけど、キタキツネは全く走る音がしない。
目で追わなければ全く分からないほどだ。
 そのキタキツネは、斜め向かいの家の雑木林のような庭にスーッと入って行った。
藻岩山から降りてきて、うちの近辺までテリトリーにしているんだろうね。
ひょっとすると、うちの裏庭で冬毛を脱いで行ったのは、あのキタキツネだろうか・・・
今度来たら聞いてみたいね。
そう思うくらい親しみの持てるキタキツネだった。


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空色の自転車

2012-05-16 14:12:57 | 日記・エッセイ・コラム
 孫娘の誕生日が近いので、娘に「プレゼントは何が良い?」と聞くと、「ピンクの自転車が良い」と言う。
近所の子供達が乗っているピンクの自転車を見つけると、その前から動かないらしい。
それくらいピンクの自転車がお気に入りのようだ。
 早速、孫娘を連れて円山の自転車店まで行ってきた。
中に入ると、あるある。孫娘がお気に入りのピンクの自転車が。それもキティーちゃんやディズニーのお姫様のキャラクターものだ。
店員さんに聞くと、孫娘の身長では16インチが良いと言う。
16インチの中でピンク色の自転車を色々と出してもらった。
孫娘に色々乗ってもらい、「さて、どれにしよう?」と思っていると、
孫娘はトコトコと店の奥まで歩いていき、一台だけあった空色の自転車に跨った。
そして、
「これがいい」
と一言。
「えっ? ピンクの自転車じゃあないの?」
私とカミさんと娘の三人、顔を見合わせて言った。
だが、孫娘は、
「これがいい」
の一点張り。
しかも、この自転車は機関車トーマスのキャラクターもの。はっきり言って男の子用だ。
あとになって、「やっぱりピンクがいい」と言われても困るので、30分ほど説得を試みたが、孫娘の答えは、
「これがいい」
と、頑として空色の自転車から降りようとしない。
店の店員さんも、
「小さいのに意志固いですね」
と笑っている。
結局、孫娘の意志の固さに折れて空色の自転車を注文した。
二時間後に自転車が出来上がったという電話を貰い、引き取りに行くと、孫娘は店内に入るなり空色の自転車を見つけると、すぐさま駆け寄り、嬉しそうに、
「あっ、これこれ」
と言ってハンドルをなでている。
よほどこの空色の自転車が欲しかったんだろうね。
 後日、娘から孫娘の初乗りの写真が送られてきた。
ヘルメットを被り、さっそうと空色の自転車に跨っている。
この姿を見たら、完全に男の子だ。
もっとも娘も幼少の頃は男の子と思われていたことが多かったからね。
親譲りだね。


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吹けよ風 呼べよ嵐

2012-05-12 21:58:39 | 音楽
 今日は朝から曇り空。
雨こそは落ちて来ないが、藻岩山の頂上が雲に隠れている。
これだけならまだ良いが、肌寒くてあまりにも風が強い。
休みだったので、今日も庭仕事と思っていた。
そうそう、薬掛けもしなければならないし、猫の額ほどの畑も耕さなければとね・・・
だが、一向に風が止みそうにない。
それに昼になっても気温は8℃位だ。
こうなったらもう開き直るしかない。
今でも時折、窓の外を風が唸り声を上げて通り過ぎて行く。
 この曲を聴きながらストーブの前で暖まり、のんびりとバーボンでも飲んでいよう。
ピンクフロイド 『吹けよ風 呼べよ嵐』




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雨を見たかい

2012-05-05 22:26:33 | 音楽
 雨降りが続いたね。
こういう日には、やはり聴きたい曲がある。
ぼくらの年代では誰しも一度は聴いたことがあると思う。
そう、
CCR 『雨を見たかい』
 最近になって知ったんだけど、この曲の『雨』というのは爆弾のことらしい。
ベトナム戦争で米軍が爆撃に使用したナパーム弾だ。
つまりこの曲は反戦歌。
そのため当時、米国では放送禁止になった。
数年前のイラク戦争でも一時放送禁止になったようだ。
でも、わたしにとっては、人生を歌っているようにも聴こえる。
(原曲の訳し方にもよるけどね)
 この曲の歌詞のように、たまには土砂降りの後の晴れた日に降る雨を見てみたい。
ふと、そう思ってしまった。





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一つの時代

2012-05-01 22:51:54 | 日記・エッセイ・コラム
 私が生まれた時からお世話になっている写真館の本店が閉店になった。
 私が幼少の時は父が商売をしていたので、狸小路のそばに住んでいた。
その写真館も狸小路の近くにあり、先代の時から写真を撮ってもらっていた。
ちなみに、私の父の遺影も、その写真館の先代の館長に撮ってもらったものだ。
今思うと、死期を悟って自分から撮ってもらったのだと、母と良く話すことがある。
 父が亡くなってから、今の場所に居を移すと、間もなくその写真館も本店をうちのすぐそばに移してきた。
そしてまた家族の写真を撮り続けてもらった。
 人生の節目節目、そう親から孫まで四世代に渡って写真を撮ってもらった。
その写真館がとうとう閉店した。
今のデジカメの時代には無理だったんだろうね。
写真館の本店が重機で壊されていくのを見ると、本当に淋しい。
また、一つの時代が終わったような気がする。


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