一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

今年初めてのブラックアイスバーン

2011-11-16 21:47:31 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日、旭川で葬儀があったのでカミさんと二人で車で行ってきた。
高速に乗ると、天気予報通り岩見沢から雪になっている。
それでも、まだ軽いシャーベット状態なので普通に走れたが、深川を越えたあたりから道路が所々光りだした。
外気温は氷点下。
「アイスバーンになっているな」と思っていたが、さほど滑るという感じはまだしなかった。
ところが、高速を降り、一般道に入ると路面が黒光りしている。
一時停止の標識があったのでブレーキをかけると・・・
「やばい!!」
完全にノーフィーリング。
ABSのガリガリという音だけが車内に響き渡り、車は氷の路面をそのまま滑っている。
今年初めてのブラックアイスバーン。
何回経験してもこれだけは本当に嫌だね。
それからは恐る恐る運転し、やっとの思いで斎場に着いた。
 ちなみに今回のお葬式は、前にこのブログで紹介した68年ぶりに遺骨となって帰国した旧陸軍パイロットの黒澤軍曹の実妹のお葬式だった。
カミさんとは二人で、「やっとお兄さんの遺骨が帰国できたので安心して逝ったんだね」そう話していた。
繰り上げ法要の最後の挨拶で、義兄の言葉が印象的だった。
黒澤軍曹の話には一切触れなかったが、
「これからはおばあちゃんからみて、孫、曾孫の時代です。今まで以上によろしくお願いします」
そういう内容だった。
確かに、いつの時代でも若い世代に期待する。
自分もそういう年齢になってきたんだね。
ふとそう思ってしまった。


コメント (2)
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