外に無く、内に有ること。

美を感じること、自然に生きること。

生きていること、生きていくこと。

2010-01-08 10:00:49 | 日記


今日はタイトルで気を引き締められる本、フランクル「それでも人生にイエスと言う」。
ナチスドイツの強制収容所から生還した精神科医が生きる意味を問うもの。

生きていることに意味はないが、生きていくことには意味が在る。
そんなニュアンスを感じさせてくれる。

どんな状況の中でも、微かなすき間に希望の光は差し込んでいる。
普通の状況では見出せない生きる力をいうものがそこにある。

ラ・ロシュフコーいわく、

「完璧なる勇気とは、皆が見ている前で出来ることを、
 誰も見ていないところで出来ることだ。」