漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2023.10.14 ブッ込み新規開拓、期待したほどではなく  石川県奥能登地方

2023-10-15 20:59:46 | 海釣り

カレイにはまだ早い10月、この期間は積極的にブッコミ夜釣りで狙えるポイントを

新規開拓しておくことにしています。

夜釣りなので、夜の寒さに耐えられるよう、しかも重装備なので、なるべく車を

横付けできる場所を探して、日頃からグーグルマップの航空写真と睨めっこ、

・・・私にはそんな時期なのです。

先週の赤住の場所はかなり期待していた場所だけに、本当にがっかりでした。

今週出撃する場所は果たしてどんな結果になることやら・・・大して期待せずの

出撃でした。

 

出撃の場所はココ ↓↓

能登町の九里川尻河口です。

河口から沖へ砂地の底が拡がっており、ポツポツと適当に大きな岩が沈んでいて、

そこにデカいスズキが定位していて、小魚が流されてくるのを待ち伏せしていそうです。

 

車を横付けして、足場も良さそうです。

 

航空写真と違って、実際に現地へ行ってみると、川の流れが異なっていて、

水量も少なくて、単なる遠浅の入江のようでした。

私が投げ込んで届く範囲・・・せいぜい4色程度ですが・・・水深が無くて、投げ込んで

着水したオモリが砂地の底にめり込むようです。

 

PM16:00 まずはアオイソメの房掛けを投げ込んでスタートしましたが、エサ取りのフグが

濃いらしく、投げ込んですぐに竿先がジビジビ震えだし、投げ込んで10分で回収すると、

素バリで戻ってきました。5号フロロカーボンのハリスに噛み跡だらけ、ザラザラでした。

 

 

 

大型魚を狙っての大きなハリを用意しました。

管付き丸セイゴ18号にフロロカーボン5号を結びました。

管付きにしている理由は、ハリスの結び目の切片が上を向くからです。

イソメをこきあげたときにずり下がり難いからです。

 

アオイソメが瞬時に取られてしまうので、代わりにアサリ身の数珠掛け、

 

さらに身の硬い塩イソメも試してみました。

 

アサリと塩イソメの豪華セットも、エサ取り対策には効果が薄かったです。

 

刺身用のミズダコのスライスも試してみました。・・・これもダメでした。

 

刺身用のトリ貝も試してみました。・・・これは少しエサ持ちが良かったです。

 

完全に暗くなって、PM18:30 トリ貝を付けて正面に投げ込んだ竿が、とつぜん三脚の上で

跳ね上がりました。最初からリールのドラグを締めていたので、竿が引っ張られて、

三脚ごと倒されそうになり、慌てて竿を持って、リールを巻き上げようとすると、

かなり強く抵抗され、横に走り出しました。

「こ、これはデカいスズキだろ」と思いながら、慎重に寄せてくると・・・あれっ?

元気なクロダイでした。

カラダの大きさに似合わず、かなり強い引きでした。

 

クロダイ (メス) 40cm

 

その後PM22:00まで粘りましたが、アタリも無く、ひたすらエサ取りと闘って打ち返す

ばかりで、疲れがピークに達しました。

新月で、街灯も無く、真っ暗な世界でただ独り黙々と頑張る・・・この状態を自分で

望んでいたはずなのに、実際には寒さと眠さと疲労で、全く面白く感じられません。

そのうちポツリポツリと雨が降り始めたので、集中力も無くなって、退散しました。

 

 

オマケですが、

13日(金)のPM21:00に深谷の自宅を出発して、徹夜で運転して九里川尻に到着したのは

14日(土)AM5:30でした。土曜日の昼間の時間がまるまる余ってしまったので、

周辺地域の堤防テトラ帯を探して、キジハタ釣りをして時間を潰すことにしました。

 

オマケ① 赤崎釣り桟橋 ・・・ここでキジハタ2匹キープ

駐車した場所に野生のブドウが実を付けてました。

 

皆さん、沖に向けてエギングしているようです。

非常に歩きにくい広大な地磯を抜けて、堤防へ渡って、先端のテトラの隙間で

2匹のキジハタをゲットしました。

 

 

 

 

 

 

 

1匹目ゲット  丸飲みでした。

 

2匹目ゲット  やはり白いソフトルアーは最強だと思うのです。

 

 

オマケ② 松波漁港 ・・・ここでキジハタ1匹キープ

 

三角のテトラって、堤防との隙間が無くて、期待外れ。

 

カサゴ君をゲットしましたが、キジハタと比べると食べる身が少ないのでリリース。

沈んでいるテトラの真ん中の穴に落とし込んで探っていたら・・・

キジハタ君ゲット。

 

 

 

おまけ③ 鵜飼漁港。

長大な堤防テトラを探ってみましたが、水深が無くて、アタリがありませんでした。

全体に浅くて、港内の底が見えます。

小型のチヌやアオリイカが泳いでいるのが見えましたが、ソフトルアーには無視でした。

 

アタリが出なくても、見附島を眺めながら、景色を満喫するだけでも、

得した気分になります。

ひなびた漁港・・・本当に異国の地のようです。

いかにも釣れそうな雰囲気なのですが・・・水深が無いのでとても残念です。

 

14日(土) PM23:30  秘密のアジトにて持ち帰ってきた魚の下処理をしました。

ハラワタ取り除いて、急速冷凍して、翌朝、凍らしたまま深谷の自宅へ戻りました。

ブッ込み新規開拓はまだまだ続きます。