漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2023.4.16 マコちゃんに未練タラタラ ・・・のろしでダメなら  石川県狼煙漁港 

2023-04-16 12:21:18 | 海釣り

先週の出撃で、私の2022-2023カレイ釣りは完全に終焉を迎えたはずでしたが、

「なぜ春マコで有名な狼煙(のろし)漁港で竿を出さないのか?」

「蛸島は釣れなくても、隣の狼煙(のろし)では釣れるのではないか?」

まだマコガレイへの未練タラタラな私の心の中に潜む悪魔が、

夜な夜な語りかけてくるのです。

「せやな、あの狼煙漁港で竿を出してみて、ダメなら諦めもつくやろ」

と言うわけで、今週はマコガレイ延長戦として出撃しました。

 

皆さん、能登半島の先っぽに存在する狼煙漁港ってご存知ですか?

この漁港のポテンシャルは非常に高く、チヌ、グレはもちろん、

アジ、アオリイカが年を通して釣れて、しかも北の魚のホッケも釣れる場所

なのです。カレイに関しては春の大型マコカレイが釣れることで特に有名で、

ゴールデンウィーク頃にピークを迎える場所なのです。

だから関西から、東海から、メディアの取材も兼ねて、一流の猛者たちが

金と時間に糸目を付けずに押し寄せてくる場所なのです。

 

蛸島漁港からわずか15kmしか離れていない狼煙漁港ですが、禄剛埼灯台の足元に

位置していて、漁港までの道路がとても狭く起伏に富んでいて、行き難いです。

しかも北風の影響も受けやすく、外向きのテトラ帯は怖くて釣りにならないことが

多いです。

 

 

狼煙漁港の航空写真です。

下の写真中の緑色のマルは、2014.12.27過去に一度だけ竿を出した場所です。

過去の記録はこちら

下の写真中の赤色の矢印は今回の陣地です。

 

 

15日AM4:20に狼煙漁港に到着しましたが、まだ暗くて誰も居なかったため、

駐車の仕方がわからなくて困りましたが、すぐ後に軽トラで来た地元の常連さんに

停め方を訊いて、軽トラの横に停めました。

まだ暗いうちから重たい釣りタックルを引いて、ゴトゴトと大堤防の上を移動。

 

北堤防の曲がり凹んだところから外側へテトラ越しに投げ込んで、マコガレイを

狙うのですが、テトラがかなり乱雑に積んであり、魚を掛けた場合の取り込みを

よく考えて陣地を構えました。

 

曲がって少し過ぎた場所から外向きに2本

 

手前の曲がって凹んだ場所から外向きに2本

 

さらに漁港内へ2本

 

天気予報では下り坂で、昼頃から雨が降り出すようなので、朝マズメから午前中が

勝負だと考えて、

外側へテトラ越しに4本、さらに内側の漁港内へ2本、合計6本の欲張り体制で

臨みました。

写真の中の竿はすべて私の竿・・・

土曜日だというのに、私の他には投釣り師は誰も居ないのが、非常に心細く感じます。

有名ポイントなのに誰も居ない・・・

ここも、ずっと釣れてないのでしょうか?

 

準備したアオイソメ12パック(6,600円)を半日で使い切るつもりで、5~6匹房掛けで

ガンガン打ち込んで、6本の竿を順番にエサチェックしてゆき、ほぼ休み時間無く

攻めの姿勢に撤しました。

が、

エサ取りが居ません。

エサチェックして仕掛けを回収しますが、針いっぱいに付けたアオイソメが

そのままビローンと伸びて戻ってくるので、新しいアオイソメを付け足す部分が

無く、次第にアオイソメの消費が鈍くなってきました。

 

こんなに景色の良い場所なのに、何故釣れんのか?

カレイが居なくても、アイナメ、クジメ、ハゼ、ガシラ、フグ、なぜおらん?

 

すると、リールを巻いて、ちょっと重い・・・

ん?

なんや?

 

 

オマエは珍しいクモヒトデかな?? クネクネと、きもち悪う~。

真ん中の口にちゃんとイソメを頬張ってますねえ。

 

さらに、

外側に投げた竿を空アワセして、底を切ると、小さくコツコツ抵抗を感じます。

リールを巻くとちょっとだけ重いです。何か付いてます。

ん?

 

 

ん? なんやオマエ? 平たい一族やけど・・・

オマエはカレイなのか?

オマエはヒラメやろ

オマエは魚種でも、大きさでも、オレの目標から外れてるで。

リリース。

 

AM11:00過ぎにポツリ、ポツリと雨が降り出したので、ここで撤収。

終了しました。

 

事実上の、今シーズンのカレイ釣りは終了です。