漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2023.3.18 今週も勢いに乗って  石川県珠洲市蛸島漁港

2023-03-20 04:45:07 | 海釣り

先週は私の50代最後の釣行で、デカいマコちゃん2枚をゲットできたので、

この勢いが続くうちになるべく多く釣ってしまおうと、今週も懲りずに

出撃しました。

金曜日の夕方PM18:30に深谷の自宅を出発して、上里SAのETC乗り入れ口

から乗り込み、上信越道を経て、日付が変わるのを待って北陸道の滑川ICで

降りました。ETC深夜割引を利用して、上里-滑川4,850円。

滑川から、途中、エサを調達しながら射水まで国道8号線に沿って南下し、

氷見から能越道で珠洲市までゆき蛸島漁港へ。ここまで深谷からだいたい

500kmです。この日は能越道が工事通行止めだったので、氷見からいったん

羽咋市へ出て、能登里山海道を北上しました。

 

 

蛸島漁港へ18日AM3:45到着。

現地へ到着すると、輪島丸漁船団が停泊しており、不夜城の如く煌々と照明

で明るく照らされた漁港は、昼間のようです。

 

 

先週のポイントを素早く占領して、すぐに三脚を立てて陣地を構築しました。

4本の竿をセットして、夜が白けるまで車の中で時間を潰すことに。

今週は全国的に雨の予報でしたが、北陸能登地方は雨雲が掛からず、

無風で、最低気温も6℃、コンディション良好でした。

 

AM5:00 釣りスタート。

周囲はまだ暗いですが、輪島丸の照明が届く範囲の処へ4本の仕掛けを

投げ込みました。投げ込んで糸フケを取りながら底の様子を伺おうと

リールを巻き始めると、早くもゴンゴン・グーと引っ張るアタリが発生。

ん? フグか? 暗いうちはカレイは喰わないんだけど・・・と思いながら

リールを巻くと、抵抗して底へグイグイ潜ろうとするので、かなりの重量感

を感じながら巻き取ると、茶色い魚体が浮上。

 

39cm マコガレイ。

 

還暦を迎えて1匹目。

いきなり39cmをゲットしたので、開始早々早くも本日の目的を達して

しまった安堵感で、気持ちの余裕ができてしまって、逆に張り詰めた気が

抜けてしまいました。

 

急いでエサを付け直して、さきほど釣れたポイントへ投げ込んで次を待ちますが、

そう甘くはありません。

 

 

AM9:00

クルマの中でまったり過ごしていると、左側から2本目の正面へ投げ込んだ

竿の竿先がジビジビ震えだしました。

これはフグでしょ・・・と思って眺めていたら、・・・

いきなり竿先をガツンと引き込んで、竿尻が浮くような強いアタリに変化

・・・これはやばい、と慌てて車から飛び出して、竿を手に取り、空アワセ

を入れると、ガツンと重たい手応え。ゴンゴンと抵抗を感じながらリールを

ゴリ巻きして寄せてくると、茶色い魚体が浮上、カレイでした。

 

43cm マコガレイ。

先週に引き続いてデカいのをゲット。

ここのカレイは全部マコガレイで、しかもサイズがデカい。

ほんまええ場所見つけましたわ。

でもこれは全て輪島丸様のおかげです。

 

日曜日までここから一歩も動く気はありません。

あと何枚釣れることやら。

このままここで車中泊する予定です。

石川名物のビーバーをアテに祝杯を挙げていると・・・

不覚にも、いつのまにか爆睡してしまいました。

 

 

気が付くと昼過ぎ。

PM13:50

輪島丸の後部の底・・・と言うか、ほぼ足元に投げ込んだいちばん右の赤い竿の竿先が

いきなり引き込まれました。

慌てて車から飛び出て、竿を持って、足元から引きずり出して浮かせると・・

 

37cm マコガレイ。

この日3枚目のマコちゃんゲット。気分は上々、最高気分です。

 

ところが、いままでぜんぜん掛からなかった厄介なケムシが掛かるようになってきました。

午後からずっと毛虫の猛攻でした。

 

 

毛虫が食らいつくと、カレイも嫌がって口を使いません。

毛虫の居ないポイントを探して打ち込みます。

 

PM16:30

停泊していた船にエンジン音が大きく響きました。

ヘルメットと救命胴衣を着けた係員が頻繁に動き出しました。

えっ? 出航するのかな。今日は土曜日だよ。休みじゃないのか?

 

船に動かれると面倒なことになるので、投げ込んだ仕掛けを回収して、

しばらく様子を伺ってました・・・ら・・・動き始めました。

 

 

 

PM17:00

1隻ずつ順番に沖へ出てゆき、5隻すべて出航してゆきました。

残された港はガラーンとして、寂しい風景に代わりました。

 

 

しかし、いままで船の下には投げ込めなかったので、

4本の竿を4本とも右の漁港奥の方向へ

ここぞと思うところへ投げ込んでアタリを待っていると・・・

 

PM17:35

いちばん右奥へ投げ込んだ竿の先がゴンゴン、ビンビン、引き込まれました。

39cm  マコガレイ 4匹目ゲット。

なぜかあと1cm足りないサイズが連発しますね。

でも贅沢なこと言っておれません。

すぐさま5匹目を狙っているオレが怖いです。

PM18:00には日も暮れて、暗くなってきました。

 

 

不思議なもので、船が出航するときに底をかき回してくれたおかげなのか、

毛虫が全く掛からなくなりました。

それと、カレイのアタリも無くなりました。

これまでの経験から、この漁港は夜は何も掛からないので、いったん引き上げることも

考えましたが・・・

・・・

・・・

酒飲んでるし、動けないし・・・

ひょっとして、夜に大アイナメだけは来るかもしれない・・・と、変な理由をつけて

延長して夜釣りに突入することにしました。

 

次第に寒くなってきました。放射冷却でしょうか。

風もなく、夜空には満天の星空が広がってますが、

とても寒いです。

エンジンかけてないと寒くて耐えられません。

 

しかし、頑張っても夜釣りは何も掛かりませんでした。

毛虫も掛からないので、投げ込んだ大量のアオイソメがそのまま戻ってきました。

 

あー、このまま日曜日の朝までここで過ごすのか・・・。

それも退屈だな。

・・・ ・・・ ・・・

ケイタイいじったり、NHK第1聴いたりして過ごしていると・・・

 

PM23:00 

とつぜん沖合のほうからサーチライトが照らされました。

うわっー、船団が返ってきました。

慌てて仕掛けを回収しました。

もし仕掛けを放り込んだまま爆睡していたら大変なことになってましたわ。

どうもこの漁船団は、遠洋ではなくて、近くに漁場があるみたいです。

出航してからたった6時間ほどで戻ってくるなんて・・・。

オレのほうがよっぼと重労働じゃねぇか。

 

 

 

 

ということで、船団が再び入港して、土曜日と同じ場所に停泊したので、

最初と同じスタイルで釣りを再開するとこになりました。

 

土曜日の夜から日曜日の午前へ延長です。

まあ、明るくなれば、さらに1匹ぐらいは追加できるでしょう。・・・← 甘かった。

 

 

19日、日曜日は快晴に恵まれました。絶好の釣り日和となりましたが、

アタリのアの字もございません。

フグも毛虫も居ません。

昨日なら、もう、2匹ゲットしていた時間帯なのに、まったくアタリません。

「昨日、オレが全部釣ってしまったかな?」なんて考えたりしながら・・・

これ以上頑張ると深谷へ帰れなくなる・・・。

 

AM10:00

日曜日は1匹も追加できぬまま、撤収することにしました。

 

これがカレイ釣りの不思議なところです。

昨日と今日は何が違うんでしょうか?

突然食い気が立ったり、突然アタリが止まったり・・・

カレイの食い気を左右するものって、いったい何なんでしょうかねぇ。

 

PM19:00  深谷の自宅へ無事に帰還しました。

4匹とも土曜日に釣ったマコガレイ 37、39、39、43㎝です。

 

昨年12月からシーズンインして、マコガレイの累計はこれで合計10匹。

「オレ、毎年30cm以上のカレイを2ケタは釣ってるでぇ~」と言えるまで、

目標達成ノルマあと1匹。

10匹のうち、そのうち40㎝代3匹(45,44.43)、30㎝代6匹(39,39,39,39,37,35)、

20㎝代1匹(27)。

これを見ると、あと1cmの39㎝が、まあ、なんと多いことか。