漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2020.6.06 ストロベリームーンとマテ貝  福島県いわき市四ツ倉

2020-06-06 18:23:18 | 海釣り

6月6日、ストロベリームーンと呼ばれる満月が昇るらしい。

と、テレビニュースで言ってました。

えっ? 満月と言えば大潮じゃないか。

なぜか反射的に、いわき市の潮汐表を見ると・・・

干潮ピークはAM10:00、潮位-6、

これはもう出撃せぬわけにはいかない。・・・神のお告げである。

 

金曜日のPM9:30 板橋の自宅を出発して、ひたすら常磐道を北上しておりました。

目指すは、いわき市四ツ倉漁港です。距離にして220km。

 

 

ETC高速割引のことも考えて、土曜日の未明に現地に到着するように、

あちこちで休憩、給油して、調整しながら走りました。

四倉漁港に到着したのは6月6日 AM2:00

夕立の残りなのか、強い雨が降ったり止んだりで、

とてもじゃないが曇り空で満月なんて見えやしません。

クルマの中で待機していると、AM3:00 空が晴れてきました。

 

雲の切れ間に現れたのは、赤みがかったお月様でしたが、

肉眼で見ても傘をかぶっているみたいに、ぼやけたお月様でした。

持参のコンデジニコンP510を三脚に固定して、

どうにかストロベリームーンを撮影しましたが、空気が淀んでいて

キリッとした写真が撮れませんでした。

 

その後、車の中で待機していると、

AM4:00 夜が明けてきました。

 

 

 

 

ちょっと遊んでみますか?

マテ貝堀りまでには時間が余ってますし。

というわけで、ルアー竿で遊ぶことにしました。

 

 

 

 

ところが、ルアー竿で釣り始めてまもなく、海からの風が強くなり、

気温か急激に下がって、濃霧が立ち込めてきました。

強烈な濃霧で視界不良になってしまいました。

綿シャツで竿を振っていると、メチャクチャ寒い。

数投だけして耐えきれずに車に逃げ込んで暖を取りました。

 

 

 

AM7:30  マテ貝堀りの現場へ行ってみると・・・

強風が吹いている

 

 

 

 

こんな天気で潮干狩りできるのか?と思っていると、

あちこちから、うじゃうじゃ人間が集まってきました。

 

 

私も先陣を切って参戦しました。

遅れてなるものか!!

 

 

必殺技の餃子返しで砂をサクサク切って、マテ貝の穴を探し出します。

 

 

 

強風は涼しくて心地良いのですが、メガネのレンズに水滴が溜まり

曇ってしまいます。

湿度が高すぎます。

 

 

4月にえみ助と来た時に比べると、ずいぶん数は減っているように思われますが、

その代わりに生き残っている貝は大きく成長していました。

長さはボールペンぐらいあります。

 

 

うーん、腰が痛いです。

そろそろ撤収しようかな。

ほどほどにしとかないと、腰が立たなくなりそうです。

 

みなさん、楽しそうですねー。

あちこちから笑い声が聞こえてきます。

マテ貝の楽しさは、モグラ叩きゲームと同じですからねぇ。

とくにお子さんには忘れられない経験になるでしょうね。

 

 

 

これだけの人が初春から大潮の日に押しかけて採取しているのに、

全滅しないのがマテ貝の良いところです。

 

この日、私が持ち帰ったマテ貝は221本でした。

 

フライパンで焼いても良し。

蒸しても良し。

とにかく美味いマテ貝。

こんなに旨い貝が四倉に居るなんて神様に感謝です。