漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2020.03.21 スミイチ虎の子の1枚をどうにか確保しただけで終わる。石川県能登西海漁港

2020-03-22 03:50:02 | 海釣り

 3連休に滋賀県彦根市へ雑用があり、彦根から東京へ戻る途中に

再び能登半島の西海漁港へ立ち寄りました。

土曜日21日のAM3:00に彦根市にある私のマンションから出撃して、

現地西海漁港に到着したのはAM7:45。

距離にして295km。

途中に和倉で釣りエサ屋に立ち寄り青イソメ4000円分を購入しました。

 

能登里山海道を北上しているときに、

渚ドライブウェーに白波が押し寄せているのを見ているので、

外海が荒れているのは知っていましたが、

それよりも西からの猛烈な強風が釣りの妨げとなりました。

 

この時期にしては気温は高く、快晴で、雨の心配はなかったのですが、

風が猛烈に強くて、波浪の水しぶきがひどくて、瞬く間に車のフロントガラスが潮で真っ白に。

 

この状況にして唯一竿を出せる場所は、前回と同じく、

港内の出島から東へ向けて投げ込むのみでした。

この強烈な西風を追い風にして投げ込むしかないでしょう。

 

とりあえずAM8:00スタート。

 

今回は仕掛けにちょっと工夫しました。

まあ、写真を見ていただければ・・・

 

ということで、AM8:00の最初に投げ込んだエサを回収すると、

まったく生体反応が無くて、投げ込んだエサは全部そのまま戻ってきましたが、

そのエサを触ると氷のように冷たい・・・そうとう水温が低いようです。

 

AM9:50

いちど投げ込んだ4本の竿を全部上げて、新しいアオイソメを付け直して投げ込み直しました。

そのあとで、糸フケを取ろうと、1本ずつリールを巻きながら、オモリを少し手前に引っ張りました。

・・・

・・・

・・・ら、

 

右から3本目の竿の糸フケを取ろうとして、オモリを少し引っ張ったところ、

オモリが手前へ少しずれた後ろで、ガチッと根掛かりしたような感触が・・・。

 

ああ、縁起悪るぅ、仕掛けをロストするかも・・・嫌やなあ、もう・・・

ハリスが切れるだけならラッキーかな?と思いながら、

竿を持って、えいっ、

空アワセの大アワセを入れました。

そうしたら、オモリの後ろで根掛かりのように固まっていたものがズルーッと動きました。

ゴミかな?

クソ重いゴミのようなものをゴリ巻きして寄せてこようとすると、

まったく浮上せずに、海底でへばり付くような抵抗がありました。

ん? タコかな?

何か知らんけどゴミではなさそう。生物だな。

なんだろ?

浮上しないので、足元まで海底を引きずるようにしてから、竿の反動を利用して

巻き取って、グイグイと無理やり浮かせてきたら、

平べったい茶色い物体が水面下まで浮上。

正体はデカいマコちゃんでした。

 

42cm の マコガレイでした。

 

 

 

 

素早く〆て、血抜きして、クーラーボックスへ。

 

このときは、まだスタートしたばかりだし、幸先が良いなあ、と思っておりましたが、

その後は暗くなったPM7:30まで全くアタリ無し。

たまーにフグが齧るか、ケムシが掛かるのみで終了しました。

なんせエサが減らないので、せっかく購入した4000円分のうち、3000円分が余りました。

 

本当は、昨年初めて来たときに入った大波止の先端へ陣地を作りたかったのですが、

外海からの大波が堤防を越えていたので、危険と判断して、やめました。↓ ↓

 

PM8:00に撤収して、22日AM3:30に板橋の自宅へ戻ってきました。

風呂入ってから、この釣行記を書いているうちに爆睡してましたわ。

 

 

午後から料理に取り掛かりました。

クーラーボックスを開けてみて、

ん?

はっはっはー。笑。

クーラーボックスの底板の凹凸模様が移ってますよ。

上から重たい氷が乗っていたから押し潰されたかな?

 

コイツはオスでした。

背中側の身を取って刺身にして、あと残り全部を粗煮にしました。

 

透き通るような白身で、口に含むと、甘みや旨みは少ないですが、

まったく雑味の無い、上品な味でした。

 

刺身を取った残り全部を解体して、醤油、砂糖、酒、山椒の実 で甘辛く煮ました。

 

これは美味過ぎました。

 

酒が進みます。

が、

白御飯が進みました。

何杯でも食べられますよ。

赤羽にある下手くそな居酒屋より、私のほうがはるかに美味いです。