HAYASHI-NO-KO

唐松岳 不帰険 白馬方面

キバナコスモス

2006-09-23 | 【独り言】


黄色と橙色が混じって咲いている。
コスモスも細い葉を伸ばして居るけれど、花はまだまだ。
ちょっと増えすぎたんじゃないかなぁ~。

横浜で「写真教室」を持っていらっしゃるプロカメラマン、
生徒さんの一人に所望されたとかで、本堂とキバナコスモスの撮影。


『カメラだけじゃ、作品にはならんですね。花を撮るのに三脚使いたがるし…』と、かなり手厳しい。
「300くらいの望遠じゃ、手ブレ怖いでしょうけど手持ちで撮れないなら、短いので撮れば良いんですよ」
『そうだねぇ~、だからそんな人に限って、すぐにズームに走る』
「自分が被写体に寄らないでしょ、そんな人たちは」
『その通り、同じ場所で撮ってる。自分が被写体に寄る、そんな基本を幾ら話しても、機材に頼ってるねぇ~。
直ぐに新商品の話題になってる』
「同じもの撮っても、腕は上がらないでしょうね」
『カメラが撮ってくれると思っているんだろうね、あなたみたいな人がいると刺激になるんだけど…』
「教室じゃ、基本は話さないのですか??」
『社交場、騒いでるだけで聞いてなんかいない…、悪いけど…』

それでも、仕事、そんな話しぶりが少し寂しげだった。


 (2006.09.16 竜宝寺)
  



2 コメント

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写真教室。 (こいも)
2021-11-17 17:23:02
林の子さん
写真教室ですか・・・
何しろお勉強したことがありませんから?(°_。)?(。_°)?…
わからないことばかりです。
興味深く読ませていただきました。
皆さん、こうして色々と深めていかれるのですね。
こいもは林の子さんの画像を見させていただきながら、日々楽しくお勉強させていただいております。
なかなか上達しませんが、いつも教えていただきありがとうございます。
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真摯に向き合う。 (林の子)
2021-11-17 19:40:33
大昔の昼下がりでした。
私は、同じ被写体の周りを囲んで移動する「写真教室」の生徒さん達も
偉そうにここをこう撮る…と、やはり同じ被写体を占有する先生も嫌いです。
ですから、高校時代に町の写真屋のアルバイトしながら、そこのオヤジさんに手厳しく教えて貰った程度。
それでもカメラの基本だけは今でも役に立っています。
白黒フィルムを持たされて夕陽撮ってこい…と言われて
真っ黒な画像ばかり量産した苦い記憶。
『アホやなぁ、カメラ夕陽に向けたら真っ黒になるくらい解らんのか。
夕陽の写真、自分の影撮ってそれで見る人にイメージさせるんや、
ちっとは考えてからシャッター押せ!!』
と、怒鳴られました。
今でも必ずシャッター切る前に思い起こしています。
撮るのは自分でも、少しだけ考えてから被写体にしっかり向き合うこと
やはり今でもそう思っています。
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