一年前に冬枯れ直前の姿を撮ってはいるけれど
結局ここでは花を撮っていない。
樹下には散り敷いた小葉がびっしり。
葉を落とした棘のある葉柄が残っている。
▲ 葉柄には棘がある。▼
▲ 枝は垂れているから、冬芽・葉痕は上下逆向き。▼
アメリカデイゴ(アメリカ梯梧) マメ科デイゴ属 Erythrina crista-galli
別名のカイコウズ(海紅豆)は、もともとナンバンアカアズキを指す。
誤ってアメリカデイゴに当てられ、今では多くが別名として採用している。
マルバデイゴ(丸葉梯梧)Erythrina crista-galli 'Maruba-deigo'
(2018.01.07 明石公園)
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去年1月の葉痕・冬芽 須磨のマルバデイゴ(表記はアメリカデイゴ) マルバデイゴ ヒシバデイゴ
葉の違いははっきりしているので区別しています。
もう一つ、ヒシバデイゴと言うのは「菱葉」
花も少し違う形なので区別しています。
面倒なので全部「デイゴ」で片付けられているようです。
南国育ちでも幾つもの樹が日本で育っているようですが、
受粉を仲介する昆虫が育ってなければごく稀に…程度でしょうね。
温室などでは人工授粉させたりもできるでしょう。
神奈川時代、大船温室で園長と「翡翠葛」を人工授粉させたことがありました。
葉柄の棘、マルバデイゴの場合は少なかったと記憶しています。
林の子さんも見たことがありませんか。
でもひと粒の豆は見られたのですね。
たくさんのお花が咲いても
媒介する昆虫などがいなければダメなのですね。
見てみたいです・・・
トゲがあるのですか~気をつけたいと思います。
ありがとうございます。
そこに育っていたのはマルバデイゴでしたが、同じ「豆の鞘」ができるのでしょうね。
花が多く咲いても、媒介する昆虫などがいなければ…と聞いたこともあります。
大樹でも枝が枝垂れていれば、この画像程度は撮れるでしょうね。
ただ小葉が落ちた葉柄には棘があるので注意は必要です。
アメリカデイゴは花の後も気になり
果実は? 種子は? などとも思い
何度か見に行くのですが・・・
何も見つかりませんでした。
こちらでも今はこの様な葉になっていました。
木肌や葉痕はこのようになっているのですね。
美しい木肌ですね。
とても勉強になりました。
大きな樹でなかなか思うようにいかないのですが
さらによく見たいと思います。