小穂の先端が余り尖らず、ずんぐりしたものがホタルイ。
柱頭は3裂、生長すると少しは尖ってくるのだろうか。
イヌホタルイの柱頭は2裂、時々3裂もあるという。
その程度の違い。
イネの花を撮っていると嫌でも目に付く。
この稲田では、イヌホタルイは上に伸びずに横に倒れ込んでいる。
茎の先端部分に小穂、小穂から先に伸びているのは苞。
苞は茎状だから、小穂が茎の途中についているように見える。
概ね、小穂を挟んで左側が苞、右側が茎と言う事になる。
花期は終わっている。
苞には一様に凹みが見られる。
イヌホタルイ(犬蛍藺) カヤツリグサ科ホタルイ属
Schoenoplectus juncoides(=Schoenoplectus juncoides ssp. ohwianus)
ホタルイ(蛍藺)
Schoenoplectus hotarui(= Scirpus hotarui =Schoenoplectus juncoides ssp. hotarui)
(2016.08.12 大道町)
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【比較画像再掲】
見た目でこの程度の違いがある…のだろうと思っている。
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ホタルイ イヌホタルイ
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