前のページに一ケ所でかなりの広がりを見せているタカサゴユリ画像と
そこで撮ったものから推測も含めて詳細図を作った。
その一部画像が下の二枚だ。
▼ ユリは花弁、萼片を区別せず、内花被片(花弁に当たる部分)、外花被片(萼片に当たる部分)と呼んでいる。
基部に赤紫の残る外花被片と殆ど見えない内花被片各3枚が抜け落ちようとしている。▼
▼ 下は、6枚の花被片が抜け落ち、おしべ2本とめしべの柱頭、子房部分を残した画像 ▼
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上の画像と似たように咲き方をしているものがあったので、追加する。
ここでは蕾がまだ幾つか付いていたし、二種類が同じ場所で咲いているから晴れが期待できる日に撮りたい。
▲ 花筒は抜け落ちようとしている。辛うじておしべ2本が絡まっている。
画像の上側が花被片の基部。▼
▲ 花被片、おしべが落ちて子房部分だけになっている。▼
▲ この蕾が付いている葉はかなり細い。蕾はタカサゴユリの特徴とされている花被片の赤紫が明瞭だ。▼
▲ この蕾が付いている葉はやや太い感じがする。蕾はタカサゴユリの特徴とされている花被片の赤紫が全く見えない。▼
(2021.08.18 大道町)
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ここには明らかに栽培されている(つまりは購入された)花が咲いている。
花壇らしい整備は為されていないけれど、プラスチックのプランターにミニトマトも栽培されていたりする。
シンテッポウユリとして売られていたものを購入され植えられたのだろう。
ただ、ここでは赤紫の筋(や名残)が見えるものも同じ場所で咲いている。
外見上の差異で両者を名前で区別する事は余り意味が無いと感じた。
タカサゴユリ ユリ科ユリ属 Lilium formosanum
シンテッポウユリ Lilium × formolongi 別名ホソバテッポウユリ(細葉鉄砲百合)
テッポウユリ Lilium longiflorum
(2021.08.23 大道町)
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▲ タカサゴユリ この明瞭な「赤紫の筋」がある花は見かけなくなった。▲
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▲ 花の姿 細長い花冠とこの赤紫の筋をタカサゴユリとしていた。
右はテッポウユリとしている花 明らかに葉の様子は違うし花冠は短く太い。▲
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シンテッポウユリ(タカサゴユリ) 果実 テッポウユリ(鉄砲百合)
10年前のタカサゴユリ 12年前の交雑種
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