野辺に咲く紺色の菊。
ノコンギクとヨメナの区別は、冠毛の長短。
だから、少し物知りになったつもりで花を摘む人が秋には目立つ。
周りに幾つも咲いているから一つや二つは良いのだろうけれど、
「野の花観察会」では、かなり酷いことになる。
確かにわかりにくい区別を、わかりやすい方法で調べるのは結構なことだけれど、
調べ終わった花を無造作に周囲にばらまくのは頂けない。
ノコンギクは茎の途中で枝分かれして、花は固まって咲くように見える。
ヨメナも集まって咲いているけれど、ノコンギクのように一つの茎から枝分かれした咲き方には見えず、
花が一つ一つ咲いているように見える。
咲き方の違いで区別出来ることもあるのだから、観察会の人たちは、
全員が花を摘むのは願い下げにしたい。
(2010.10.05 森林)
(2010.10.07 森林)
(2010.10.11 森林)
一月の後、秋草の小径には、ノコンギクの綿毛。
僅かばかりの花が咲き残っている。
ノコンギク(野紺菊) キク科シオン属 Aster ageratoides
(2010.11.20 森林)
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こちらは嫁菜の花姿 ぽつんと咲いている感じがする。
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