この状態から花が咲く…とは思えない。
花が咲くと、この状態を思い返すことは出来ない。
なんとも変わった冬芽。
▲ 幹から直接花が咲くから「幹生花(かんせいか)」と呼ばれる。
蕾の一つ一つが亜麻色の毛で覆われている贅沢な冬芽。▼
▲ 花芽の下に葉痕、葉芽はどこに?と思う位に幹の途中には見つけにくい。
枝の先端にある仮頂芽が葉芽。▼
ハナズオウ(花蘇芳) マメ科(ジャケツイバラ亜科)ハナズオウ属 Cercis chinensis
(2018.02.14 上が池公園)
☆
▲ 枝の先端部には仮頂芽、葉芽である。
ハナズオウの花芽は特徴的、葉芽はそれに比べると単純明快。
「やはりマメ科の花ですね…」、だろうが
マメ科に特徴的な蝶形花とは少しばかり違っている。
旗弁(上側の花弁)は、翼弁(左右の花弁)の内側にある。
「諫早のツーちゃん」はこの面倒な話しはもちろんだが、冬芽・葉痕などは知らない…だろう。
諫早の春以来、もう50年も会っていない。
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今年の冬芽・葉痕 去年のハナズオウ 春爛漫の花の色 -- 一枚の色褪せた切符に --
幹生花と呼ばれるのですね。。。
それぞれが細かな毛で覆われ護られているみたいです。
だから一気に咲きだすのでしょうか・・・
葉痕もこちらをみつめていますね。
素敵に咲きだす頃が待ち遠しいです。
今年は葉の様子もしっかりと見てみたいです。
このハナズオウの花の咲き方を特徴的に表現した言葉のようですね。
幹から直接花柄も無く…と言うことでは無く、一つ一つは華奢な花柄付き。
言葉のニュアンスは合っていても実態とは違っていたりもします。
葉痕がはっきり見えているのに、はて、葉は?と思ってしまう、奇妙な花ですね。