西公園のナンキンハゼには雌花が見当たらなかった。
いつかの夏もそうだった事を思い出して王子小学校の北西側に走った。
灌漑用水路は今は暗渠になっているけれど
その岸にナンキンハゼは巨木になって残る。
雄花序の下に雌花、この状態がノーマルだろうと思う。
めしべの柱頭を残している雌花。
受粉完了した雌花、めしべの柱頭も落ちている。
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雄花序しか見当たらなかった西公園のナンキンハゼ。
雄花は盛んに花粉を飛ばしている。
探してやっと果実が一つ、雄花の花粉はなくなっている。
その基部に、また花序が伸び上がっている。
伸び上がり始めている花序、推測通りここに雄花・雌花が咲き揃うようだ。
ナンキンハゼ(南京黄櫨) トウダイグサ科ナンキンハゼ(←シラキ)属
Triadica sebifera(=Sapium sebiferum、Stillingia sebifrra)
(2016.07.05 北王子町・明石西公園)
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今年撮った画像、雄花は開花している。
その基部にまた花序が伸びている。
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葉の展開 冬の木
ナンキンハゼを色々見させていただきながらこのページに辿りつきました。
こいもの場合は二年前に紅葉する葉が美しくて魅せられてしまったのですが
こちらで色々見させていただいてこんなにも素敵なことが起きているとはびっくりしました。
たくさんの魅力があることを教えていただきました。
緑色の葉の頃から雄花や雌花を見ることができたらと思いました。
ますます思いが募ります。
雄花が終わってから雌花序がのびてくる樹・・・
雄花序の下に雌花が咲いている樹・・・
この目で見たくなりました。
大好きなナンキンハゼになりました。
幾つもの姿を見ることが出来るので楽しみです。
冬枯れの何も残っていない枝に白い種子だけが揺れているのも面白いですが
緑の頃も花が咲き始めるとやはり面白い樹だと感じますね。
近くにあれば楽しみが増えると思います。