HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

クロバナロウバイ(黒花蝋梅)

2019-05-25 | 茶色系

クロバナロウバイ表記に従う。
この近くにはハグマノキ(ケムリノキ)が並んでいる。
ハンカチノキも育っている。
アメリカロウバイ(Calycanthus floridus var. glaucus)
全体に大型、葉裏に毛がなく、花の香りが弱い。
中国原産のナツロウバイ(Sinocalycanthus chinensis)に近縁。










▲ 花托が膨らんでロウバイとは少し違った形の果実が出来る。

クロバナロウバイ(黒花蝋梅)
 ロウバイ科クロバナロウバイ属 Calycanthus floridus var. floridus
ニオイロウバイの学名も同じ。
アメリカロウバイ(Calycanthus floridus var. glaucus)は
全体に大型、葉裏に毛がなく、花の香りが弱い。
中国原産のナツロウバイ(Sinocalycanthus chinensis)に近縁。
冬芽・葉痕は半隠芽、ハリエンジュのように全体が隠れているわけではない。
柔らかい毛におおわれた葉の部分が葉痕の上に半分くらい飛び出しているから
冬芽が膨らむ頃には葉裏の毛が産毛のように見える、らしい。
(2019.05.18 京都府立植物園)

【真果と偽果】 
真果(true fruit) 果実が成熟した子房壁(果皮) から出来ているものでミカン、カキ、モモなど。 
偽果(false fruit、pseudocarp 仮果、副果とも言う) 大部分が果皮以外の付属物(萼筒や花托など)から出来ているもので
リンゴ、イチゴは花托(基は茎の一部)が膨らんだものが果物として可食されている。
リンゴの芯に当たる部分が本来の子房(中に胚珠由来の種子がある)、イチゴのツブツブに当たる部分が果実(中に種子がある)。
用語ではこのように、普通は果物の可食部分の生い立ち?の説明に使われる。
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果実 アメリカロウバイ 二年前のクロバナロウバイ


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2 コメント

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アメリカロウバイとクロバナロウバイ。 (こいも)
2023-05-07 23:30:13
林の子さん
こいもも、クロバナロウバイとアメリカロウバイ・・・
そう記されているものを撮ったのですが、アメリカロウバイの画像が見当たりません。
間に合うかどうかわかりませんが、
もう一度、見てみたいと思います。
色々あって難しいのですね。
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同じものかどうか。 (林の子)
2023-05-08 07:03:44
実物に表示されている名札があれば、一度は両方を撮っておくようにしています。
図鑑などでのんびりと表示されている語句を読めば、違いが書かれていることに気づく場合も多いです。
それでも管理がしっかりとなされていない?場所では
写真に撮る時邪魔になると名札を動かしてしまう輩も居るので
気をつけないといけないでしょうね。
図鑑の画像も別の場所の別の個体でしょうから、
やはり自分の画像と照らし合わせる時には複数を参照しないといけないと思っています。
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