HAYASHI-NO-KO

唐松岳 不帰険 白馬方面

ヌルデ2

2015-12-11 | 【独り言】

大樹が一本。
ぶら下がっている秋の果実だけを見てハゼノキ…などと言っていた。
どこか一部だけを見て、自分の中にある知識を当て嵌めるのは危険だ。
例え鮮明な画像であっても実物を見ずに推測するのも危険だ。

まして人に教えるなどもっての他だ。
多くの人の目に触れるブログコメント欄に投稿する事も同じ事だ。
間違っていたら正せば良い、ごめんなさいで済ませば良い…
そんな低い意識が間違いの伝播、連鎖を産んでいるのを幾つも見る。
独りよがりもいけないし、我田引水はもっと良くない。
正しいと思っていることでさえも、確かめないと間違って覚えている事もあると言う事だ。

自分自身の中では許されても、外に対しては慎重にならないといけない
そのことを思い知らされたのがこの「ヌルデ」だった。








ワックス状に果実を覆っていたものは乾ききっているけれど、舐めてみるとまだ「塩味」は残っている。










冬芽と葉痕
冬芽は暖かそうな毛に包まれ、葉痕は馬蹄形。




先端部分は果穂が落ちた痕。


ヌルデ(白膠木) ウルシ科ウルシ属 Rhus javanica var roxburghii
(2015.12.08 明石西公園


ヌルデの雌花 出来たての果実では花柱の痕がしっかり残っているのも見える。

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今年のヌルデ 果実



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