ここにはヌルデの大樹が一本。
花が咲く頃には白い花穂がくっきりと見える。
樹下に近寄ると小さな花が無数に散らばっている。
秋の実りの頃、長い房が下がっている。
(2015.09.15 明石西公園)
☆
ヌルデの葉に虫コブ。
一度、【虫コブの話】として上げたことがある。
虫コブは植物に虫が産卵・寄生した場合、植物が防衛反応としてその部分が異常発育をしたもの。
「寄生する植物名+寄生する部位+フシ」という名付けのルールがある。
その「フシ」は、漢字で「五倍子」と書かれる。
この五倍子は、ヌルデの葉に寄生するヌルデシロアブラムシが作る虫コブを指している。
寄生された葉は不規則な形で中が空洞になっている。
ヌルデ(白膠木) ウルシ科ウルシ属 Rhus javanica var roxburghii
(2015.08.21 須磨離宮公園)
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ヌルデ
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