カラスビシャクの花序の付属体は少しずつ仏炎苞から離れ始めていた。
だから下部にある雌花序がのぞいているものも幾つも見つかる。
ただその上にある雄花序は残念ながら目視出来る状態にはならない。
幾つも伸びている中から、一つ「犠牲者」になって貰った。
ふと思い出して、石垣のカラスノゴマを確認した。
個体数はどんどん減っているけれど、暮れに種子がぶら下がっていた場所では
辛うじて二株が確認出来た。
石垣の清掃が始まる前に花を咲かせるかどうかは知らない。
(2017.07.13 明石公園)
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カラスノゴマ(烏の胡麻)
アオイ(←シナノキ アオギリ)科カラスノゴマ属 Corchoropsis crenata (=Corchoropsis tomentosa)
果実の様子から、マメ科だと言う人もいるけれど、従来の体系でもマメ科に分類されたことは無い。
その事も含めて、分類体系の変遷に異を唱える方は多い。
学者レベルには至れない素人がとかくの言を書く事、話すことは不要だろう。
分類体系は趣味の世界では無く、学問の世界だと認めよう。
(2017.07.11 明石公園)
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カラスノゴマの花 去年暮れの果実
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今年のカラスノゴマ 果実
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