シロザ（白藜）

めしべは見えなくなっている。


▲　葉表に白い粒、これをどう表現するかで悩むことがある。
アカザの若い葉にはこの白が赤色、「粉状毛（粒状毛）」と表現されているのでそれを採用したい。
擦っても容易には落ちないけれど、葉が生長するに従って薄れて行くのは、グミの「鱗状毛」「星状毛」に繋がる。▼

▲　やがては無くなってゆく白い粒。▼





▲　葉裏には遅くまで残っているし葉柄、茎にもびっしりついている。▼







▲　辛うじてめしべが見え始めている。








シロザ（白藜）　ヒユ（←アカザ）科アカザ属 Chenopodium album
 アカザ（藜） Chenopodium album var. centrorubrum
（2017.11.02　松江）
昔は同じアカザ属のホウレンソウも畑に植えられていたそうだから
やはりどこかで野菜も畑の雑草類も繋がっている。
いずれにしても花が咲いてしまうと野菜の役目はなくなる。
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シロザのめしべが見えていた頃
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