草刈りされる事の無い道路際のエノコログサは
刺毛だけを残して枯れ色になった。
ビッシリと詰まっていた小穂もごく僅かになり同じように緑を失っている。
(2020.12.05 林)
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▲ ホトケノザが点々と咲いているし、新しい芽吹きが少しずつ緑を広げている。▼
▲ 早くも新しい芽吹き。▼
エノコログサ(狗尾草)イネ科エノコログサ属 Setaria viridis
(2020.12.22 太寺)
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▲ まだ緑を残していた頃 ▲
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イネ科植物の護穎や苞穎についている細長い突起物は『芒(のぎ)』と呼ばれている。
エノコログサのように小穂の柄にある突起物は芒ではなく、花序の枝が変化したもので『刺毛(しもう)』と呼ばれる。
イネ科の葉は互生、稈を抱く『葉鞘(ようしょう)』と、平らな部分『葉身(ようしん)』で構成されている。
葉鞘と葉身の間には『葉舌(ようぜつ)』と名付けられた膜状の構造がある。
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エノコログサ アキノエノコログサ ハマエノコログサ
エノコログサ キンエノコロ ムラサキエノコログサ オオエノコログサ アキノエノコログサ
なんと色白なエノコログサでしょう~
白い点のこと・・・自分の画像にも見えていました。
とっても気になっていました。
小穂が落ちてできる丸い白い点だったのですね。
緑の時も良いですが今もまたとても綺麗ですね。
ありがとうございました。
雑草狩り…が入っても、意外なほど残っているので
刈り取られ無かったものはそのまま緑が抜けて白になってしまう。
同じように緑から少し色付いていた葉もやがては薄い色になって。
冷たい風の中に残っているのは何とはなしに憐れ…です。