▲ 花後の姿、果実は出来るのだけれど種子までは見たことが無い。▲
☆
この花と、ジャノメギク(ハルシャギク)が咲いている。
ミニトマトが幾つものプランターに植えられてもう小さなトマトが出来上がっている。
大昔の地域の公民館、一時期幼稚園になり、その後は地域のコミュニティセンター。
トマト以外はこの場所で咲いていた花、もちろんエノコログサも広がっている。
▲ 長い花序に整然と?蕾が並び、下から順に咲き上がる。▼
▲ 外花被、内花被ともに3枚、基部は筒状に合着して、先端が濃橙の苞から飛び出している。▼
▲ 筒状になった基部はやや薄い橙~黄色、濃橙色の蜜標がある。苞は濃橙~茶色、花被片と微妙に色が違っている。▼
▲ めしべ1本だが3裂し、その先端はさらに2裂、のちに3室ある果実が出来るが結実するものは少ない。
おしべは3本、葯は黄色に近い色。▼
(2022.06.20 林崎町)
☆
▲ 下から順に咲いた花は少し歪な形の果実をつける。▼
▲ 果実は3室に分かれているのだが結実するものは少ない。▼
(2022.07.13 北王子町)
☆
花はすべて咲き上がって果実だけになった。
▲ めしべの痕が残っている。▼
(2022.07.13 北王子町)
☆
▲ 花後の姿、果実は出来るのだけれど種子までは見たことが無い。▼
(2022.08.12 北王子町)
☆
▲ このまま枯れて落ちるだろう。▼
ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)
アヤメ科ヒメトウショウブ属 Crocosmia x crocosmiiflora
ヒオウギズイセン(Watsonia borbonicaなど)とヒメトウショウブ(Crocosmia pottsii)との交配種
ヒメトウショウブと呼ばれていることも多いのは、グラジオラスの古い名前がトウショウブだからだろう。
アヤメ科グラジオラス(トウショウブ)属 Gladiolus ssp.
(2022.08.29 北王子町)
☆
▲ ㊧ めしべは3裂、さらに先端は2裂。 ㊨ 果実はいびつな形状 ▲
--------------------------------------------------------------
ヒメヒオウギズイセン2020 ヒメヒオウギ2021 ヒオウギ2017 ワトソニア2021 グラジオラス・トリスティス2020
ヒメヒオウギズイセンは(アヤメ科ヒメトウショウブ属)なのですね。
グラジオラスの古い名前はトウショウブ・・・ヒメトウショウブと呼ばれていたりもするのですね。
ヒメヒオウギズイセンとヒメトウショウブの交配種が「ヒメヒオウギズイセン」なのですね。
ややこしい~~~ですね。
色々と教えていただきありがとうございます。
「ヒオウギズイセン(ワトソニア)とヒメトウショウブ(クロコスミア)の交配種」だと言われています。
日本では小さいとかかわいいという意味で「ヒメ」と名付けるのでしょうが、
元の大きさよりどれだけ小さいのかわからないので困りものです。
それ以上に次々と似た名前が付けられているので覚えきれませんね。
グラジオラスをトウショウブ、唐(外国の意味)からやって来た菖蒲の意味らしいですが、これもややこしいです。
そうでした・・・そのように書いたつもりがもう間違えていました。
「ヒオウギズイセン」と「ヒメトウショウブ」の交配種・・・ですね。
本当にごちゃごちゃになりそうです。
ノートにも書き足しておきました。ありがとうございます。
一つ一つのメモが、意外なところで役に立つことも多いでしょうか。
植物名の多くは「カタカナ」表記することが普通になっているようですが
出来れば漢字名があれば一緒に書き留めるのが良いでしょうね。
全部が正しい表記になっていないようですが、意外に文字の効用もあると思います。
ありがとうございます。
是非漢字名も一緒に書き留めたいと思います。
最近のパソコンでは、面倒な漢字は探さないといけなくなりましたから
書いて覚えるには良いことかもしれませんから、ぜひそうなさってください。