HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ヒメクグ(姫莎草)

2020-07-18 | イネ・カヤツリグサ・シダ類など

緑の中にヒメクグが広がったとしても
緑の茎、苞葉、花…、何もかも緑。
辛うじて半透明のめしべが覗いているだけでみんな緑。

咲き遅れていたネジバナが少しだけ伸びていた草はらに茂っている。



▲ 目立つのは3枚の苞葉、1枚だけ特に長い。生育途中だと草丈程に長い。▼



▲ 茎の上に三枚の苞葉、その上にチンマリとまん丸く花序。▼





▲ 近寄ると苞葉だけが目立つ。▼



▲ 花序はほぼ球形、小穂からめしべが伸びている。▼



▲ 柱頭は2裂 ▼

ヒメクグ(姫莎草) カヤツリグサ科ヒメクグ属
Cyperus brevifolius var. leiolepis(=Kyllinga brevifolia var. leiolepis)
(2020.06.15 明石公園)
クグは、カヤツリグサの古語、だから小さなカヤツリグサ。


▲ 果実の頃
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ヒメクグ 花の頃 ヒメクグ 果実の頃 タマガヤツリ(玉蚊帳吊り) ヒメクグ(姫莎草)タマガヤツリ(玉蚊帳吊り)



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