右上がコセンダングサの基本変種、
左下がコシロノセンダングサ。
コセンダングサには舌状花は無い。
ハッキリとして白い舌状花をもつものは、
コシロノセンダングサと区別して呼ばれる。
辛うじて舌状花らしき形をつけるものは、花弁の大小を区別せず
アイノコセンダングサと呼ばれている。
花弁の数も含めて幾つものバラエティが見つかるけれど、
全て変異の範囲として、三種に分類するにとどめる。
明瞭な舌状花を持つ、コシロノセンダングサと
舌状花を欠いた、コセンダングサの基本変種が一緒に咲く。
ただ、両種の交雑種と言われているアイノコセンダングサは、
この場所には共存せず、少し離れた場所で増え続けている。
アメリカセンダングサは全く見られない。
葉は対生、羽状に3或いは5分裂、粗い鋸歯が明瞭。
刺の先端部分は、学名Bidensの示すとおり「2本の歯」が普通だが、時に3本ある。
(2011.10.29 貴崎町)
ここの果実は、刺の部分が三本あるものの方が多い。
(2011.11.03 新明町)
河原のコセンダングサも殆どが三本の刺。
(2011.11.09 明石川)
☆
ここのセンダングサも殆ど刺は三本ある。
(2011.11.13 林崎町)
コセンダングサ(小栴檀草) キク科センダングサ属 Bidens pilosa var. pilosa
コシロノセンダングサ Bidens pillosa var. minor
アイノコセンダングサ Bidens pilosa var. intermedia
(2011.11.27 大久保)
コセンダングサ3種1 2
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