線路際に群生していたマルバツユクサを見つけたのは随分前のことだ。
踏切があるし、線路に近寄る必要も無いから
昼前に撮りに行くだけで何度も撮ることが出来た。
その種子が金網フェンスと工場の間の道路にも広がって
何時だったか大半が草刈りで無くなっていた。
その場所で根こそぎ引き抜かれたような姿も見たし、幾つかはそれでも花を咲かせていた。
強い草だと思ったし、閉鎖花の存在も知ったから探した。
もう何年にもなるのだけれど、調べた後の閉鎖花由来だと思われるものが
雑草畑に咲き始めた。
今年も草丈10㌢足らずで花を咲かせはじめている。
▲ 姿は違うけれど、ツユクサと同じ造り。
おしべは花弁近くに3(仮おしべと言われている)、先端に伸びた2、その間に1本(こちらも仮おしべと言われている)
花糸は先端に近いほど青い。めしべは1、花柱はおしべの花糸より太く、半透明で先端近くは青紫。▼
▲ 花粉を出す前の先端部のおしべの葯。▼
(2021.07.14 林)
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▲ とにかく葉が大きくて、花が余計小さく見える。▼
▲ 三枚目の花弁は、ツユクサとは違って少し青味がかっている。▼
マルバツユクサ(丸葉露草)ツユクサ科ツユクサ属Commelina benghalensis
(2021.07.20 林)
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▲ 閉鎖花 ▲
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マルバツユクサ 種子 マルバツユクサの閉鎖花 ツユクサ(露草) ケツユクサ ツユクサ(露草)
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