この花に「ムラサキモケモケ」と自分だけの名前を付けた人がいた。
その記事に金子みすゞの「草の名」と言う詩を贈ったことを今も覚えている。
何年も前の話だけれど、この花色を見つけると必ず浮かぶ。
人にはそれぞれの感性が備わっているモノだし
幾ら奇を衒っても、作為を持ってしても、それは真似も出来ないものだと思っている。
だから、あぁこのフレーズは、やっぱりこの人のものだなぁ~と思ってしまう。
そう思うことは一つのイメージに固定してしまうのだろうから
ご当人にとってはありがた迷惑なのかも知れない。
それでも一つの花に一つのイメージを持ち続けるのは
もしかして私自身の拭いきれない特質なのかも知れないと思っている。
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ユーパトリウム・コエレスティヌム キク科コノクリニウム(エウパトリウム・ヒヨドリバナ)属
Conoclinium coelestinum(=Eupatorium coelestinum)
(2015.07.30 林崎町)
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去年のユーパトリウム 枯れ姿
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