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蕾が開き始めた頃が一番よく香る。
それも昼過ぎ、暖かさと爽やかな風があれば言うことナシ。
バナナの香りだけれど、私には森永ミルクキャラメル。
どちらも小学生の頃は殆ど口には出来なかった。
▲ 花被片は6個で花弁・萼片の区別はされない。
花が葉腋につく点、めしべの集まりに柄がある点などでモクレン属とは別属になっている。▼
▲ 花被片は6個、内花被片、外花被片の区別はされないが、大きさに違いはある。
大きな方が外花被片(萼片)に相当するのだろう。▼
(2018.04.29 須磨離宮公園)
☆
▲ この開き具合の頃が一番良く匂ってくる気がする。
と言うよりも、花被片が全開する頃は花期の終わり…。▼
▲ 花芽(蕾)を包んでいるのは托葉。開花直後に脱落する。
カラタネオガタマ(唐種招霊) モクレン科オガタマノキ(ミケリア)属 Michelia figo(=Michelia fuscata)
英名 Banana bush、Banana tree、Banana magnolia
中国名 含笑、含笑花 同属のミヤマガンショウ(深山含笑 Michelia maudiae)は小石川で蕾を撮った。
花の構造は似ているけれど、モクレン(マグノリア)属とオガタマノキ(ミケリア)属は分類上では別属。
(2018.04.21 船上)
☆
奇妙な姿に見えるのだが、花芽(蕾)を包んでいるのは托葉の変化したもの。
だから蕾の上に葉が出ているように見える。
▲ 奇妙な姿
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カラタネオガタマ
森永ミルクキャラメル~~~^^
あま~い...いい香り~と
とてもしあわせな気分になりましたが
そこまででした。想像力がないですね(^o^ゞ))))、、、
カラタネオガタマ…と~っても素敵です。
何だか別の物を見ているようにさえ思えるのです。
「奇妙な姿」
見させていただきました。
花芽の外に葉芽が準備をはじめているのですね。
小さな葉がなんとも可愛いです。
でも不思議ですね。
見てみたいです。
もう今年は無理ですよね・・・
それよりもどこでも見られると言うものではないのでしょうか…?
やっぱりあちこちアンテナを張りませんと…ですね。
葉痕の可愛い顏も探して見たいです。
ユリノキにはチューリップツリーなど、
幾つか覚えやすい名前がつけられていますが
私にはミルクキャラメル…でした。
兄弟三人で一箱がやっとでしたから、今でもその味や香り?が懐かしいのかな。
冬芽・葉痕探しは、次の芽生えの確認で始めたのですが
何かないかな…と思いながら見ていると、たいてい何かありますね。
冬枯れの森はバードウォッチャーと出会うことが多いので
何かいましたか?と聞かれることも多いですが。
鳥ヤさんに、虫ヤさんとは見ている部分が違うので
一緒になって鳥や昆虫探しをしてしまうと肝心のものが抜けます。
カラタネオガタマは神社や寺に多いのでその点気楽ですが。
「奇妙な姿」は、花芽がかなりたくさんつくので、たぶんどこでも見られると思いますよ。