自治体によっては「刺」がかなり強い樹木は子どもたちが触れると危険だからとて
栽培を禁止しているところも多いようだし
「痛い目に遭わないと子どもは学習しない」などと大人が言うのは間違いなのだそうだ。
かくして緑が次々と失われ、画一的な植栽しかなくなって行く。
植物が刺を持ったりするのは、身を守るためだけではないのだけれど
公園樹や校庭の樹から次々とハリエンジュが伐られ、ヒマラヤスギも消えてゆく。
▲ 匍匐して伸びるから適度に剪定されると、時折刺のある葉が出るのはカイヅカイブキなどと同じだ。▼
▲ 上の葉が普通だが、刺のある葉も出てくる。▼
アメリカハイネズ(アメリカハイビャクシン)ヒノキ科ネズミサシ(ビャクシン)属 Juniperus horizontalis
園芸品種が幾つもあり、その一つが「ブルーチップ」、その方が売れる??のだろう。
「ウィルトニー(Wiltonii)」なる品種も販売されている。
ハイビャクシン(這柏槇)Juniperus chinensis var. procumbens イブキの変種
別名にソナレ(磯馴)、イワダレネズ(岩垂杜松)
カイヅカイブキ(貝塚伊吹)属 Juniperus chinensis 'Kaizuka'
(2020.11.23 松江)
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▲ 果実 ▲
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アメリカハイネズ ハイビャクシン(這柏槇) カイヅカイブキ(貝塚伊吹)
ただ、壁などがあると少しは立ち上がるようです。
一面に拡がる性質を持っているので、そのままだと余計なところにまで這い回るので
時には伐られることもあるのでしょう。
そうすると、新しい枝先に出る葉が刺々しくなる事も多いです。
カイヅカイブキがはみ出しそうな時に伐られると刺の葉が出てくるのと同じですね。
青緑が爽やかなので、グランドカバーとしての用途に適しているのでしょうね。
刺のある葉が見えました。
こちらのものは背丈が大きいのですか?
こいもはカイヅカイブキのトゲの葉しか見たことがないのですが
また見に行ってみたいと思います。
青みがかった緑の果実がとても綺麗ですね。