ハム次郎さん、二代目が現れましたよぉ~。
先ずこの花を見て、不思議そうにした後で『名前は??』と聞かれたのは二度目。
その後は、ビニールシートは無かったし、キットカットも無かったけど
20分は「格闘」なさっていました。
撮れたかどうかは別問題、たぶん「ちいさきものたち」に嵌まるでしょうね、きっと。
楽しみにしております。
蕾から中心部の両性花が覗いている。
総苞がハッキリしているのはこの段階で、果実を飛ばした後に花弁のように残る。
(2012.03.03 明石公園)
マメカミツレの広がり。
同じ頃に、同じ場所に広がるカラクサナズナとの見分けが難しい。
果実のできはじめは二種類が同心円上に並んでいる。
やがて周辺部の果実はこぼれ落ちて、中心部の果実(不稔の種子)が僅かに残るだけになる。
果実をつけている花と、開花直後の花
果実を全て零し終わったマメカミツレ。
総苞と、雌花・両性花の花柄が、花が咲いているように残っている。
直下には開花直後の花が見えている。
(2012.03.07 北王子町)
☆
いつもなら、自転車でその角を曲がる。
今日は歩きだから…と思って、その角の東をちらっと眺めた。
ボケの緋色が目に入ったから少しだけ寄り道しようと思った。
その旧家の前に延べ石が何本か無造作に転がっている。
そこにイヌノフグリ、そこにマメカミツレ。
また一ヶ所イヌノフグリの生育場所が見つかった。
やはり周りには競合する草は生えていない。
マメカミツレだけが一緒だ。
右は開花直後、黄色っぽく見える。
左は花粉を出し終えた両性花、少し白っぽく見える。
(2012.03.13 大久保)
(2012.03.27 田町)
--------------------------------------------------------------
マメカミツレ詳解2 去年の暮れ 去年の秋 二年前の冬
でもカラクサナズナと見分けがつかないのでどうなのかと・・・
昨日の段階ではマメカミツレのほかは考えませんでした。
写真はこれから取り込むのですが写っているかどうかもはっきりしないのでなんとも・・・です。
小さい上に構造が複雑でなにやら難しいです。
カラクサナズナも似た葉ですが区別がつけられると思います。
一番の区別は見分け方と言うより、嗅ぎわけると簡単です。
カラクサナズナは独特の臭気があるので、近寄れば何とも言えない臭いがします。
下手に葉を千切ったりすると、暫くは消えないほどの臭いです。
牧草などにまじっていると、それを食べた牛の乳に、異臭が混じるので
酪農家の方たちは駆除に追われるそうですから。
小さきものたちの熱中人がまた増えたようですね♪
花繋がりの輪が広がることは、林の子さん風の「愉快!」という言葉がぴったり。。それがマメカミツレであることで尚更です。
実は事後承諾になってしまいましたが、先週撮ってきたマメカミツレのブログへのアップの際、花の状態の説明が上手くできず、以前林の子さんが作ってくださった「マメカミツレ 詳解図」を紹介、リンクをさせていただきました。
使わせていただく前に連絡をさせていただかなくてはならないのに、後になってしまいごめんなさい。
マメカミツレを「花」と認めて下さったお礼(?)にあの画像はお二人に差し上げたつもりでしたよ。
今でも春先になるとこの花を撮り続けていますし、愉快なことに、今年になってお二人を「輪」に巻き込んでしまった様です。
撮りたくても撮れない花は幾らもありますが、撮りたいと思う花は少しずつ増えています。
これから先も、時々はイネ科に手出しするでしょうけれど、
やはり馴染んできた野の花・雑草を撮り続けるでしょうね、きっと。
林の子さんとロシナンテさん、ハム次郎さんの大船のケヤキの下で撮っていらした、
「マメカミツレ」私も何年か後に大船の同じ所で撮っていました。
今朝は浄智寺でアスパラガスの実を撮ったのでブログでアスパラガスの花を撮っていたのではと検索していたら
ブログを始めて頃撮っていた花が見つかり、
林の子さんがコメントしてくださりその中で
リンクしていらしたのが同じ浄智寺のアスパラガスでびっくりしてしまいました。
2006年のことですからもう6年も前のことなのですね。
大船で3人でマメカミツレを撮っていらしたのも同じ2006年3月でした。
コメント頂いた時間は、雪が多かったので出遅れた青垣のセツブンソウを撮りの準備中でした。
一昨日電話した時は、明石は晴れでしたが、青垣では雪が降っていました。
それでも二人揃って休みなのが今日だけなので出掛けてきました。
途中篠山に立ち寄って、セツブンソウを撮り青垣に向かったのが正解でした。
青垣ではやはりすっかり終わっていました。
ただ、城址のセリバオウレンは六年間では一番見事で、少し残った雪の中に点々と咲いていました。
マメカミツレ、懐かしい…と言うより、ちいさなものを撮り始め、今も続けている原点みたいな花。
もちろんですが多くの方々との記憶に残るやりとりが生まれるきっかけにもなってくれている花だと思っています。
鎌倉・大船・木場・小石川・水元・白金台…記憶にも繋がる花は幾つもあるのですが、
やはり大事に残しておきたい、どこにでもある花だから余計大事です。