ヒペリカム・ヒデコート

ヒデコート、ヒドコート、セイヨウキンシバイ、幾つもの呼び名があるけれど、キンシバイと呼ばれる。
ヒペリカム・ヒデコートと呼ばれることも、セイヨウキンシバイと呼ばれることも、
たまにはあるのだろうけれど、キンシバイで通用する。
花付きが良く、今では道路の分離帯に咲くし、街路にも咲くし、マンションの花壇や植え込みにも使われる。
だから、広がった名前はこれが正しい…とは言えなくなる。

　　

　　
キンシバイ（金糸梅/Hypericum patulum)の園芸品種と言う学名が付与されている。

☆

　　
ヒペリカム類は、花だけでも区別出来るがそれそれの葉も特徴を持っている。
㊧　ヒペリカム・ヒデコート　対生の葉は、少しずつずれながら茎につく。
㊧　ヒペリカム・カリシナム　対生の葉がほぼ直角にずれてつくので上から見ると十字に見える。
(2010.05.25 硯町)

　　

　　


(2010.05.29 大明石町）


(2010.06.02 大明石町）

　　


ヒペリカム・ヒデコート　オトギリソウ科オトギリソウ属 Hypericum patulum cv.Hidcote
(2010.06.06 大明石町）

  【ヒペリカム類の幾つか】
キンシバイ Hypericum patulum 金糸梅
　ヒデコート・ハイドコート Hypericum patulum cv. Hidcote 金糸梅の園芸種　西洋金糸梅
ビヨウヤナギ Hypericum chinense 美容柳　未央柳
ヒペリカム・カリシナム Hypericum calysinum 西洋金糸梅
コボウズオトギリ Hypericum androsaemum 小坊主弟切
オトギリソウ Hypericum erectum 弟切草
イワオトギリ Hypericum erectum var. hondoensis 岩弟切 
シナノオトギリ Hypericum erectum var. senanensis 信濃弟切

記事中、アンダーラインのある部分は、該当する関連ページへのリンクを設定しています。
--------------------------------------------------------------------------------------------
☆　別ブログ　HAYASHI-NO-KO　へのリンク　☆
【2010.06 明石周辺１】
【2010.05 明石周辺1】　【2010.05 明石周辺2】　【2010.05 明石周辺3】　【2010.05 明石周辺4】
【2010.05 明石周辺5】　【2010.05 明石周辺6】　【2010.05 伊吹山北尾根】　【2010.05 須磨周辺】
【HAYASHI-N-KO】トップページ