かつて土葬だった頃には、ここが集落の西の外れだった。
今でも小高い砂山には何百の墓標が残っている。
それでも殆どが砂の堆積、石造りでも土台の無いものは半ば傾き倒れている。
その砂地の間を縫うように広がっているハマスゲ。
砂山の周囲は背丈の低い笹で囲われハマゴウが匍匐して枝を伸ばしている。
何もかもが何十年も昔のままに残っている。
(2015.12.07 林)
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玉津南公園、遺跡が見つかった跡に公園化されたけれど
空き地のままになっている場所。
横を南北の道路が走っているし、東は環境センターの建物。
人影を見ることは殆ど無い。
(2015.09.15 玉津町)
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公園の薔薇が育つ場所の周囲にはハマスゲ。
オオバコも増えたし、トキワハゼも増えた。
バラはとっくに終わっているのだけれど、
まだ貧相な花をつけているのも残っている。
手入れが無理なら、バラなど上ない方が良い。
子どもたちの遊び場が少しは広がる。
ハマスゲ(浜菅) カヤツリグサ科カヤツリグサ属 Cyperus rotundus
セイタカハマスゲCyperus longus
(2015.09.04 明石公園)
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今年のハマスゲ