若葉の頃の葉表を確認する作業、忘れず確認した。
かなりの葉は、既に星状毛は脱落している。
↑ 葉裏と葉表 ↓
この葉表にある星状毛が決め手になるだろうか。
葉表の毛は既に落ちているけれど、葉の縁にはまだ星状毛が残っている。
葉裏には鱗状毛、これは茎や花柄などにも出ている。
(2017.04.04 明石公園)
☆
ここにはグミの樹が二本ある。
西側の一本は樹勢も弱っていて一部は枯れかけている。
これが以前、ダイオウグミの名札があったもの。
東側の一本がこの画像のグミでたわわに花を咲かせる。
同じものだとして大きな間違いをしていたことになる。
花柄が長く、子房上部の括れもハッキリしているのだが
今年はもう一点、若葉の頃の葉表を確認する作業が残っている。
トウグミ(唐茱萸) グミ科グミ属 Elaeagnus multiflora var. hortensis
ナツグミ(夏茱萸) Elaeagnus multiflora(=Elaeagnus multiflora var. oribiculata)
若葉の頃に確認するのが良いとされている。
葉表、裏共に鱗状毛があればナツグミ、葉表に星状毛があればトウグミ。
ただ葉表では生長と共に毛は脱落するので若葉で確認する事が肝要と言われる。
(2017.03.18 明石公園)
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ナツグミ
まだ芽生えたばかりという感じですね
グミのこと色々知れば知るほど混乱しそうです。
葉裏にはびっしり鱗状毛がついていますね
もう少しすれば葉表の鱗状毛もよく見えるようになるのですね
途方もなくややこしくてどうにかなりそう・・・
でも面白そうだし・・・
無理せずマイペースでいきます!
新しいモノ珍しいモノもそれなりに大事な事ですし、探し求める楽しみはむしろ大きいのかも知れません。
それでもだんだんと時間が限られてくるとあれこれ広げて虻蜂取らずになるよりも、一つことに少し時間を割く方が無理なく続きそうだと思っています。
ですから、何年かの間に何度も書いた中味を振り返ることも出来ます。
ヒト様の間違い探しなどキッパリ止して、自分の間違い探しをする方が余程愉快です。
このナツグミと思い込んでいるものも、葉表に星状毛があるトウグミかも知れませんから。
グミの葉は花より前、これからですが、マンサクは、花が終わってこれから出て来る葉が楽しみですね。