アレチヌスビトハギやイノコズチ、コセンダングサほどには
人が歩く道沿いには茂ることはない。
だからこのひっつき虫が衣服に付くのは
かなり草深い茂みになど分け入った時くらいだ。
▲ 目立つ苞葉も茎も、葉も色づいた。▼
▲ ひっつき虫の姿がハッキリして来た。▼
(2020.10.21 大久保)
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▲ 真上から見ると、筒状花の枯れ落ちた痕が見える。▲
▲ 種子の上に付いている棘は、冠毛が変化したもの。
姿形は全く違うけれどタンポポの綿毛と同じ生い立ち。▼
(2020.10.27 明石公園)
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▲ 刺が出来上がっているのは子房部分が膨らんでいる。
薄い膜状のものは受粉出来なかった筒状花の子房部分(種子の出来なかった部分)か。▼
▲ 出来上がった刺の間に、花殻が残っていたりする。▼
アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草) キク科センダングサ属 Bidens frondosa
(2020.10.28 林崎町)
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▲ 舌状花を確認したアメリカセンダングサ ▲
今まで全く気がつかなかったアメリカセンダングサの舌状花を今年はしっかり撮った。
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アメリカセンダングサ 種子
花の後をじっくり見させていただきました。
こんなにも美しくて素敵だったとは・・・
またまた見に行きたくなりました。
薄い膜状のものは受粉出来なかった筒状花の子房部分・・・
刺が出来上がっているものは子房部分が膨らんでいる・・・
刺の間に残っている花殻もハッキリと見えました。
ありがとうございました。
野辺では人の選別とは違って勝手に育っていますね。
幾つもの草花は、綺麗なもの美しいものに選別されるからこそ身近にあるのでしょう。
それに比べて野辺の草花は、選別されないからこそ
目に付いていても無視されることの方が多いのだと思います。
たぶん、だからこそ目について無視されなければ中には綺麗なものもあるはずです。
或いは見たことの無いものが多いので、見つかると時にはハッと驚かされることも多いです。
残念なのはそのことを話すことが少ないのが普通ですから
良さが解る人が増えると良いのですけれど、センダングサなんて…と一蹴されるのがオチですね。