HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

イヌビエ(犬稗)

2016-08-27 | 緑色系

ここは田んぼではなく、公園のゴミ捨て場だったところ。
区別すればイヌビエ。




短い芒と長い毛が見られる。



おしべは花粉を出して茶色になっている。
赤褐色のめしべが僅かにのぞく。

茎から伸びる毛も、芒の様に見える。

葉の基部、葉舌は無い。

近接すればかなり毛が多い。



イヌビエ(犬稗)
イネ科ヒエ属 Echinochloa crus-galli var. caudata
小穂は通常紫褐色、短い芒と剛毛がある。芒は殆ど見えない。
ケイヌビエ(毛犬稗)Echinochloa crusgalli var. aristata
目立つのは芒、それ以外はイヌビエと変わらない。
タイヌビエ(田犬稗) Echinochloa crus-galli var. oryzicola
小穂は長さ4~5.5mm、短い芒と剛毛が生え、時に長い芒をつける。
いずれもが単独には育つわけでもなく、イヌビエとまとめてしまうのが良いのだろう。
(2016.08.12 明石西公園

 
ケイヌビエ(左)とタイヌビエ(右)
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イヌビエ タイヌビエ イヌビエ・ケイヌビエ


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