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交雑の実態を調査しているグループがあるそうだ。
確かにタンポポは外来種に席巻されてしまったとか
いやいや在来種もしたたかだからしっかり残っているとか
純粋に在来種と認められるものは稀少だとか、取り沙汰されて久しい。
何処までが「純粋に在来種」なのか、
理解の範囲を越えている素人が手出しは出来ないけれど、大変な作業ではある様だ。
ただいつも感じるのだけれど、植物そのものの多様な広がりを
地域限定で調査している事が何処まで純粋種維持に役立つのかが気になる。
人の動きと共に自然に移動し、或いは意図的に移動させられている植物。
気の遠くなるような労力と時間をかけて、広範囲に調査は進んでいるのだろう…と高みの見物。
だから明石公園という狭い範囲の中で在来種だ、外来種だ、交雑種だ…
などと言ってみたところで詮無いことなのだろう。
南帯廓では二つの隅櫓を繋ぐ石垣下に桜が植樹されそこに在来種が咲く。
それでも次第に外来種も咲くようになってきた。
『外来種は除去しましょう…』などと、誰かが言い出さないとも限らない。
こころなしだけど、少し弱々しい雰囲気がここにはある。
ウマノアシガタも広がりはじめている。
石垣の下、サクラの落ち葉が残って、ヒメウズもそろそろ。
カンサイタンポポ(関西蒲公英) キク科タンポポ属Taraxacum japonicum
(2015.11.30 明石公園)
オオジシバリ、ブタナなどを見て、あっタンポポ…と言う人も多い。
それだけ普通に見られる花、誰も外来種、在来種の区別などはしていない。
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今年のカンサイタンポポ
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