ヒナギキョウ

ヒナギキョウが咲き続けている。
キキョウソウやヒナキキョウソウも咲き始めた。

どうしてこんな小さな花なのに、キキョウと同じように花咲かせるのだろうと、
昔、質問されたことがある。
たぶん、『知らない、花に聞いたら…』、その程度のいい加減な答えしかしなかっただろう。
不思議だけれど、花の名前は一番知られたものの名前を次々と借りてつけられている。
だから、古くから知られているキキョウの名前が使われるのだ。
とは言っても、万葉の時代の「キキョウ」は、現代の「アサガオ」が定説。

だから、この花たちは、万葉の時代の花ではないと言うことだ。

　　

（2010.05.28　明石）

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