HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

セツブンソウ(節分草)

2019-04-07 | 冬 白色系

この種子が零れて次の芽が出るまで残されるだろうか。








(2019.04.04 上が池公園)

まだ幾つか咲いている。
それでも人は移り気でユキワリイチゲに目が向いている。
もう暫くすれば今度はイチリンソウだろうか。
長ったらしい花の名前は覚えられないわ…などと言いながら
格好つけて、スプリングエフェメラルです、などと平気で宣う。
中には「冬の妖精」などと恥ずかしげもなく宣う。
自生地では踏みつけて歩いていた程度の雑草でも
都会ではそんな呼び方をされてるんや…と、足立さんの苦笑いを思い出す。


▲ こぼれ種から一年でここまで。二年目でやっとここまで。▼

▲ 二年目、三年目。一度地上部は枯れて次の春に花芽が出る…かもしれない。▼

(2019.03.09 森林植物園)




▲ 二年目、三年目が控えている。▼



▲ 開花直後の蜜腺は黄緑色をしている。▼

















▲ めしべを覆うように花粉を出しているおしべ。



▲ 花びらは退化して蜜腺になっている。



▲ 柱頭にしっかり花粉が付いている。

▲ コチャルメルソウの咲く場所に紛れ込んで?いた。
セツブンソウ(節分草)
 キンポウゲ科 セツブンソウ属 Shibateranthis pinnatifida
(2019.02.26 森林植物園)

【再掲画像】

 
▲ 発芽1年目の葉と2年目にやっと苞葉が出る。
▲ 発芽1年目(双葉)~3年目(小さな苞葉)が揃っている。
開花しているのは4年目、苞葉の上に白い萼片、見慣れた姿になるまでに

しっかりと地中で暮らしている。
生長の詳解は別ページに書いた。
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今年のセツブンソウ 番外編 6年前 5度目の青垣


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