水没する懸念はないし、周囲の草刈りは当分なさそうだ。
それ以上にこの場所がコンクリートで覆われることもあるまい。
そうは思うのだけれど、大昔この下流で見つけたケツユクサは消えた。
だからここ一カ所でしか育っていないことは懸念材料になる。
この場所の近くに散布しておこうと幾つかの果実を採取した。
そう言えばこの伊川沿いのミゾソバは消えてしまっている。
▲ 葉も枯れていたし、既に多くの種子が落ちてしまっている。▼
▲ それでもまだ幾つもの果実が枝先には残っていた。▼
▲ 蕾なのか果実なのかわからない姿、これがタデの仲間の果実の姿。▼
▲ 歯車状の変わった形の托葉鞘、これだけで充分サデクサ…だろう。▼
▲ 果実から種子が落ちた痕が幾つも残っている。▼
▲ 穴が開いている?のは、虫食い??
▲ 汚れが目立つ…と言うより、これが花の終わりの姿。▼
▲ ミゾソバの果実殻も同じような姿、果実殻と言うより幾つかの果実を支えていた苞葉殻、だろう。▼
▲ サデクサにも花弁はない。萼片が種子を包んでいた訳で、それが落ちた後には苞葉が残る。
萼片に包まれた種子はそのまま地面に落ちている。▼
サデクサ(叉手草・摩草)タデ科イヌタデ属 Persicaria maackiana
(2018.11.15 伊川)
☆
▲ 花の頃
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サデクサ ミゾソバ
ママコノシリヌグイ アキノウナギツカミ イシミカワ
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