HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

サデクサ(叉手草・摩草)

2018-11-16 | 草 果実・種子

水没する懸念はないし、周囲の草刈りは当分なさそうだ。
それ以上にこの場所がコンクリートで覆われることもあるまい。
そうは思うのだけれど、大昔この下流で見つけたケツユクサは消えた。
だからここ一カ所でしか育っていないことは懸念材料になる。

この場所の近くに散布しておこうと幾つかの果実を採取した。
そう言えばこの伊川沿いのミゾソバは消えてしまっている。


▲ 葉も枯れていたし、既に多くの種子が落ちてしまっている。▼



▲ それでもまだ幾つもの果実が枝先には残っていた。▼



▲ 蕾なのか果実なのかわからない姿、これがタデの仲間の果実の姿。▼













▲ 歯車状の変わった形の托葉鞘、これだけで充分サデクサ…だろう。▼




▲ 果実から種子が落ちた痕が幾つも残っている。▼

▲ 穴が開いている?のは、虫食い?? 





▲ 汚れが目立つ…と言うより、これが花の終わりの姿。▼







▲ ミゾソバの果実殻も同じような姿、果実殻と言うより幾つかの果実を支えていた苞葉殻、だろう。▼







▲ サデクサにも花弁はない。萼片が種子を包んでいた訳で、それが落ちた後には苞葉が残る。
萼片に包まれた種子はそのまま地面に落ちている。▼



サデクサ(叉手草・摩草)
タデ科イヌタデ属
Persicaria maackiana

(2018.11.15  伊川)


▲ 花の頃

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サデクサ 
ミゾソバ 
ママコノシリヌグイ アキノウナギツカミ イシミカワ


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