三日目のデンジソウ。
晴れ間はほんの十分程度だった。
だから胞子嚢果は、持ち帰って一つを切り裂いて胞子を確認した。
▲ 同じ場所だけれど、こちらは畦に広がっている。▼
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▲ デンジソウは「田字」、上から見ると田の字に似ている。
これは3枚に見えそうだけれど、雨粒が二枚をつなげているだけのこと。
▲ そろそろ終盤、葉は枯れて水に沈み始めている。▼
▲ 生育場所が違う近縁種に「ナンゴクデンジソウ」がある草だけれど、
ここで見る胞子嚢は葉柄基部についているからデンジソウだと判断する。
▲ 若い胞子嚢だろうか、まだ緑色を残している。▼
▲ 昨日は気がつかなかったが、胞子嚢の外周には毛がある。
葉柄基部から伸びている。▼
▲ 2個あった内の1個をカッターで半分に切った、▼
デンジソウ(田字草) デンジソウ科デンジソウ属 Marsilea quadriforia
(2018.09.10 林崎町)
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▲ 何年か前に偶然見つけたデンジソウ、栽培されているのだが、それからは毎年同じ場所に撮りに出掛けていた。
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昨日のデンジソウ
思っていたのと全く違って意外でした。
粉々のもので形としては分からない・・・そう想像していたものですから!
真ん中に白い真珠が1個♪
そんな風にも見えます
これで「胞子嚢果」と言われることが分かりました!
丸い粒粒の中に胞子がびっしり入っているのでしょう
2個ずつ ニコニコ♪
ここまでやるのでしたら、もっと精細な画像が撮れるカメラをお持ちなさいとか、顕微鏡写真がほしいですね…と。
個人の趣味の範囲では、そこまでやる気もありませんし、
専門家でもない人が専門家気取りで話す事などうんざりです。
胞子嚢は、私の持っている中古のカメラではここまでです…と言う代物。
それで当人が満足しているのは、自己満足以外の何物でも無いです。
自分の画像でわかる範囲を推測しながら撮るのは楽しいことです。
たぶんこれからもこの立ち位置は変わらないでしょうね。
胞子嚢が二個、時には三個もあるようですが、確認できていません。
デンジソウ・・・田の字がたくさん並んでいますね。
クローバー位の大きさですか?
葉柄の基部につく胞子嚢・・・
小さなものなのでしょうね。
胞子嚢の中の様子も良くわかります。
こちらはもっともっと小さなものなのでしょうね。
大きさが違う粒々がいっぱいですね。
すごいです~~~
また一つ知らない世界を見させていただきました。
水に浮かぶデンジソウ・・・とても綺麗です。
ありがとうございました・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・
たまたま話の展開から、明石での生育標本を作りたい…と言う話に広がって
それじゃ同行しましょう…と、標本採取におつきあい。
田んぼの泥の中から何株か掘り起こした時に
そうそう、胞子嚢は出来てるかなぁ~となった訳です。
稲刈りの時には、当然水は抜かれているのでデンジソウの地上の葉は枯れてしまいます。
ただ地下ではしっかりとこの胞子嚢が残っていますから
次の田植えの頃にはまた出てくる。
ちょうど畦のツクシと同じですね。
知らない世界は雑草の中では無尽蔵です。
近くにはシロツメクサ(クローバー)の葉も出ています。
サイズはほぼ同じですが、名前通りで四枚で「田の字」だけです。