HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

モミジバスズカケノキ → アメリカスズカケノキ

2014-01-26 | 春 樹木 果実・葉

プラタナスの冬芽は、葉柄の中に隠れている。
葉が落ちた部分には冬芽が現れるのだけれど、かなりの高木だから目視は出来ない。
見上げた枝にはまだまだ葉が残っている…。
プラタナスは葉柄内芽、 葉柄基部が冬芽を包み込んでいる。

幾つもの落ち葉を見れば、なるほど…と言うことになる。

 



枝先に残っている葉、葉柄基部はぷっくりと膨れている。
その下に冬芽が控えている。
 
画像左の円内が冬芽、右は残っている葉、膨れている基部に冬芽。
葉柄内芽の例は、他にハクウンボクリョウブなどがある。 


アメリカスズカケノキ スズカケノキ科スズカケノキ属 Platanus occidentalis
モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木)  Platunus x acerifolia
(2014.01.24 明石公園)

当初からこの樹をモミジバスズカケとして掲出したが、葉の形、果実の数(殆どは一つ、時に二、三個)から
アメリカスズカケノキではないかとの指摘を頂いた。
ただ、雑種の場合、両者の性質がどこかに出て来る訳で、特に樹皮は下部では剥がれ落ちている部分は見えないが、
枝分かれした部分はやはり剥がれ落ちていることから、やはりモミジバスズカケの古木と感じる。
そのように追加記述をしたのだが、幾つかの樹を見る限り、
葉の形状、果実の数、樹肌の特徴からアメリカスズカケノキに落ち着きそうだ。

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アメリカスズカケノキ



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