そんなわけで谷川岳から始まった、水戸サポ登山部の集大成となる。
富士登山へと向かいました。
心配した前日の台風も本州を抜けまして、雨は降るものの、
明日になれば天候も回復する予報でしたので、部員も気合が入っていました!
高速道路も工事渋滞があれど、予定より30分ほどの遅れで吉田口ルートへのシャトルバスへと乗り換える、富士北麓駐車場に到着です。
しかし、駐車場の料金所で、
「ルート確認のため、スバルラインが通行止めでバス出てないのよ。午後には出ると思うんだけど」
ぬにっ?!
しょっぱなから出鼻をくじかれてしまいました…
最寄りのビジターセンターなどで時間をつぶし、
再度、駐車場へと足を運ぶが状況は変わりません。
もしバスが運行する際には、すぐ乗れるよう駐車場敷地内にある観光案内所にて待機することにしました。
そこには自分たちと同じようにいくつかのグループが待機中でした。
そんななか、埒が明かない現状に、あるグループは自分たちと入れ替わるようにタクシーに乗り込んで、
吉田ルートより南に位置する須走ルートへと向かったそうです。
「須走5合目までは通行止めが無いから、5合目まで行けるよ」
タクシードライバーに声かけられて向かったみたいです。
財力がある人が羨ましいですな。
自分たちは待てど暮らせど状況は変わらず、13時頃でしょうか?!
先のタクシーに乗り込んだグループが戻ってきまして、どうしたんだ?!って思っていたら、
「須走ルートの5合目まで行ったのはいいけど、タクシーから降りられないくらいの雨風だった」
マジか!
タクシーから降りられない雨風って、どんなだ‼
その報告を受けて、待機していた人たちは一斉に帰り始めましたとさ。
うちらも例外なく。
さて、今後どうしたものかと車内で考えながら、
「また来年、挑戦だな」
って話が出た時ですね、反射的に、
「いや、俺はもう富士山はいいや」
って、つい言ってしまいまして、友達が「えっ?!」って感じになり、
車内の空気を変えてしまいました…
唯一の富士登山挑戦の写真…
富士北麓駐車場 観光案内所。
ここは雨が降ってるくらいだけど、まさか登れないとはね…
悪天候に左右される。これも登山の醍醐味?!
醍醐味の使い方が…
ここからは愚痴ですが、
谷川岳から経験者なので山行の計画するのはまだしょうがないのですが、
とはいえ、毎回となると、気が乗らないときはストレスになるし、
普段から運動にとウォーキングに誘ったり、
たまにの土日休日をみんなの都合に合わせ、家族より登山にあて、
俺がフットサルで怪我して行けなくなったら、
「また怪我したの?! よく怪我するな」なんて言われて、
(俺も好きで怪我してるわけではないので、言われると精神的にキツイ一言)
「まっさんが行けなかったら、富士登山やめるか」
って言いだしかねない感じだから(俺の想像ですが…)
フットサルを春から不参加にしてもらい、
何するにも俺ありきの状態がさらに一年続くのかと思うと、
ちょっと無理…
俺が勝手に気負ってるだけなんだけどね。
そんなことが脳裏にあったので、ポロっと言ってしまいました…
女性の水着がポロっとなるのなら、みんなのテンションも上がったのだろうけどね。
一年も経って、気が変われば登るかもしれないし、何とも言えないですね。
そんな車内で話をしていたら、暇なタクシードライバーが近づいてきました。
「御殿場ルート(須走ルートよりさらに南側)からなら、けっこう登ってる人いるみたいだけど、どう?」
今さら、そんな(損な)話にのる人いないよ…