NO BEER,NO LIFE

ホーリーホックの観客動員が一人でも増えますように。
まごわやさしい。

槍ヶ岳登山。後編。

2022-08-28 08:43:57 | 山歩き。

槍ヶ岳登山、2日目。

槍ヶ岳山荘にてカレーを食し、

「ガスガスだけど、明日の天気も分からんし、山頂踏んでおくか」

と山頂アタックしました。

山頂直下なのに、何も見えん…

しかし、こんなとこ登んのかよ…

友達は「怖すぎる」って山荘へと引き換えしました。

計画の段階から、「たぶん怖くて無理」と言ってたので想定内。

1人になった俺も、心細くなって、緊張感が倍増。

前後に人もいないし、一歩一歩確実に登ったら、

無事に槍ヶ岳山頂に登頂出来ました!

山頂には1人いまして、

「雲の流れが速いので、雲が切れるのを期待して、かれこれ3時間待ってます」

なかなかの粘り強さですね!

俺は山頂で30分程、粘ったのですが、思うようには…

2,3度ほど、瞬間的に直下の槍ヶ岳山荘がちらり!

空は時より青空が見えるのですが、下は変わらずガースー。

結局は思うような展望は見れずじまいで山荘へと下山。

山荘で荷物の整理をしていたら、青空が!

急いで外へと向かい、

この山行で一番よく見えた、槍ヶ岳の姿です!

悲しいかな、これが現実なのよね…

 

山荘の夕食です。

こちらは朝食のおでん。

かなり寒かったので、あったまる。

3日目朝、暴風雨でどうしたものかと思いつつ、

宿泊客の定年退職をされている方々は、

「もう一泊追加で山頂での絶景を」なんて時間も金銭的にも余裕のある発言。

いろいろと余裕のない俺たちはレインウェア着込んで下山開始です。

程なくして、昨日は霧が深すぎて拝めることがなかった殺生ヒュッテが姿を現した。

すぐ近くにあんじゃねえか。

どんどん標高を下げると、天気も回復。

やっぱり山の上だけ悪天候なのね…

下山だけでも10時間くらいかかるし、帰宅もあるのでひたすらに歩く。

昼食は行きでソフトクリームを食べた徳澤園で、昨日に続きカレーライス。

徳澤園のカレー、絶品でした!! おススメです!

てな感じで、無事に16時頃には上高地に到着。

温泉入って、友達が運転してる隣で俺は長野の地ビールを飲みつつ、

夢の世界へと誘われるのでございます。

最低…

 

最後は山頂アタックを回避した友人が撮れた槍ヶ岳の姿です。

山頂には俺がいるはず…

山頂は踏めたけど、くっきりとした槍ヶ岳の姿は眺められない俺と、

山頂は踏めなかったけど、くっきりとした槍ヶ岳の姿を眺めた友人。

友人は行く前から、「多分怖くて登れないと思う」と言いつつ、

とりあえずチャレンジしてみたかったから、一緒に来てくれた。

感謝です!

 

山頂や山荘での絶景には恵まれませんでしたが、

無事に登頂出来て、やっぱり達成感ありますよね。

またチャレンジして、次こそは天候に恵まれたい。


槍ヶ岳登山。中編。

2022-08-21 08:04:40 | 山歩き。

槍ヶ岳登山、2日目ですね。

槍沢ロッジを出て、天気も回復気味で心地よく歩いていると、

ちょこちょことお花を目にする機会が増えてきました。

ヨツバシオガマだったような…

シナノキンバイと沢。

しかし、標高が高くなるにつれ、どんどんガスの中へ…

チングルマもたくさん咲いていました。

もうもはや何も見えない状況…

この日、宿泊する槍ヶ岳山荘の手前には殺生ヒュッテが見えるはずなのだけれど、

ガスガスすぎて見えない…

殺生ヒュッテで動かしている発電機の音は聞こえるが、姿は見えず…

雑誌などを見ると、殺生ヒュッテや槍ヶ岳山荘に向かうには、

「最後の急登が大変」なんて記事をいくつか目にしましたが、

友人と「急登どこだろうね?! いつ始まるんだろう」なんて言いながら歩を進めていました。

なんか綺麗な紫の花。

が、結局、気づいたら山荘が表れたって感じでした。

やはり日光男体山の急登続きを経験していたのは大きかったなんて話をしたり。

しかし、天気に恵まれていれば、小屋から槍ヶ岳が拝めるんですけどね…

何にも見えない。

とりあえず、小屋で昼食のカレーライスを注文して腹ごしらえ。

そんだら、えらいボリュームのカレーが運ばれてきて、開いた口が塞がらない…

カレー皿の幅、30cmはありますよ。

普段、1日中2食生活の俺からしたら、2日分はありそうな白米!

間食しましたけれど、ここからお腹の調子は、いまいち君に…


憧れの槍ヶ岳登山。前編。

2022-08-18 13:46:32 | 山歩き。

タイトル通り、槍ヶ岳登山に行ってきました!

日本百名山の著者、深田久弥も

『一生に一度は富士山に登りたいというのが庶民の願いであるように、

いやしくも登山に興味を持ち始めた人で、

まず槍ヶ岳の頂上に立ってみたいと願わない者はないだろう。』

と記されています。

今回、友人を誘った時も、「俺には厳しい山だ」

と言いつつ、断るような言葉は無く、

どのルートならば、登れそうかなんて頭を悩ませてました。

深田久弥さんの言う通り、それだけ槍ヶ岳ってのは魅力的なのですね。

 

今回、選んだルートは上高地からの往復ルートになります。

上高地へはマイカー規制がかかっているので、沢渡からバスで向かいました。

出発です。

上高地バスターミナルから程なく、河童橋に着きます。

上高地の観光写真で良く見る場所です。

3時間ほどは起伏の少ない林道歩き。

明神、徳澤、横尾と、

約1時間ごとに山小屋があるので休憩しやすいです。

徳澤園ではソフトクリームが有名なので、もちろんぺろりと。

ちなみに写真はソフトクリームとコーヒーの商品になります。

カップにソフトクリーム、空いたところにコーヒーを注いでもらい、食すって感じです。

横尾では昼食を。豚スタミナ丼。

横尾は穂高岳、槍ヶ岳、蝶が岳登山への分岐点となっています。

横尾山荘前でパシャリ。

そして、ここから宿泊先の槍沢ロッジまで登りが始まります…

お花もちらほら。

お花の名前は知りません…

 

リサーチ不足で、このように沢沿いを歩いていくとは思いませんでした。

あ、別に川を渡場するわけではございません。

沢沿いの登山道を清々しく歩いていきます!

横尾から1時間30分程で槍沢ロッジに到着しました。

到着して、ふひ~と一息ついていたら、雨が降り始めて、

グッドタイミングな到着時間でした。

この山小屋は近くに沢があるだけあって、水が豊富。

とのことで、石鹸等は使えませんが、入浴できます。

洗えなくても、汗が流せるだけで助かります。

翌日、朝も雨模様のなかレインウェアを着込んで登山開始。

でしたが、歩き始めて10分程で雨が上がり始め、天気も回復気味。

それなりに登ってきたのに、こんな上まで沢はあるのか?!って感じ。

予定では、お昼頃に山頂ふもとの槍ヶ岳山荘に到着予定でのんびりまったりです。

夏山っぽい景観でテンション上がり気味になるけど、

疲れて、HPの残りは下がり気味…

日本アルプス、やっぱいい場所とか思っちゃいますよね。

今回はここまで、そのうち続きを。