KDDI(au)は17日、スマートフォン2機種を6月に発売すると発表した。
米グーグルの携帯電話向けOS「アンドロイド」と、米マイクロソフトのOS「ウインドウズモバイル」を搭載したモデル1機種ずつで、競合他社に比べて出遅れていたスマートフォン市場の開拓を本格化する。
●競合他社を追撃
KDDIが個人利用を主眼に置いたスマートフォンを投入するのは初めて。
新機種の発売に合わせて、アンドロイド搭載端末向けに開発されたアプリケーションソフトをKDDIが独自に集めて配信するサービスも開始する。
KDDIが有料ソフトの代金を毎月の通信料と一緒に請求する仕組みも8月以降に導入する予定。
KDDIは現在、ウィンドウズモバイルを搭載したスマートフォン1機種を法人向けに販売しているのみ。端末の拡充と新サービスの導入を同時に進め、先行するソフトバンクやNTTドコモを追撃する。
【記事引用】 「日経産業新聞/2010年2月18日(水)/3面」