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共通充電器、欧州市場で2011年前半に販売 日本の携帯電話市場にも影響

2011-02-01 | その他



 欧州市場で、ほとんどのメーカーの携帯電話機に使える「共通充電器」が2011年前半に販売される見通しとなった。スマートフォンなど向けの充電器が対象で、充電ケーブルの形状と電話機側の差し込み形状を統一する。

 電話機購入の際に充電器を買い替える必要がなくなり、充電器の廃棄物を減らす環境対策の面もある。


●事実上の国際標準に

 共通充電器に参加するのは、ノキア、サムスン電子、リサーチ・イン・モーション(RIM)、ソニー・エリクソン、モトローラ、アップル、華為技術(ファーウェイ)など世界の主要携帯電話機メーカー9社。

 欧州連合(EU)の欧州委員会の要請を受け、欧州市場に投入する携帯電話機用の充電器の規格を共通にする。

 日米を上回る人口5億人規模の欧州市場の製品は事実上の国際標準となる可能性があり、日本の携帯電話市場にも影響を与えそう。

 共通充電器を使える携帯電話機は、コンピューターに接続できる「iPhone」などの高機能携帯電話が主な対象で、インターネットができない旧型の携帯電話は対象外。




【記事引用】 「日本経済新聞/2011年1月30日(日)/5面」


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