圭子の音楽室

圭子の音楽レッスン日記&出来事

ほっぺに臨時記号

2011-01-13 10:37:35 | 圭子の音楽室
もうすぐ1年生になるTちゃん

ネーネに負けまいと頑張って練習してます

でも・・初めて目にするようなものが登場するとテンション下がり「僕・・・出来ないよ」・・・と

今日も初めてのシャープとナチュラルに完全に

気分転換に壁の巨大譜面にキレイに音の階段作れるかやってみると自信満々で仕上げやる気復活

黒のビニールテープで作ったこれまた巨大なシャープをテキストに出てきたのと同じファの音の横にくっつけてみた

ピアノのとこに戻り・・鍵盤を使いながらシャープの意味を話しちゃんと理解できたかどうかはミのシャープはどこ・・・と聞いた時にファを指さしたらOK

鍵盤だけ見てすぐ隣がどこになるのか迷ってるような時はダンパーの動きを見せながら打鍵させれば小さい子でも完全に理解できます

グランドピアノが家にあれば当たり前にわかることだけど・・・そうでない場合、自分が打鍵することでピアノの中で何が起きてるのかって知らない子の方が多いのです

楽器の仕組みがわかればどう扱えばどういう音が出てくるかを幼いなりに考えるようになります

なので・・・私は初めて来る子にはグランドピアノの中身を全開にして見せるようにしてるのです

ヴァイオリンの場合も同じですさすがにピアノのようにはバラせないけど

音符についたシャープの意味が理解できたとこで
壁の譜面から巨大シャープを外し「Tちゃんのほっぺにはったらどうなるかな~」・・・とやってみると

一瞬キョトンとしてましたが足元を見るとつま先立ちしてました

ナチュラルに変えてみると元に戻りました

フラットはまだ出てきてないけど「Tちゃんにフラッとはったらどうなるだろう」と言うとちょっとだけ膝を曲げ小さくなりました

子供ってすごい表現力

実際・・音を出す時のイメージにもつながります

音程感を感じながら一つ一つの音を紡いでいく時にこういう自分の中でのイメージってとても大事なのです

子供ってホントにすごいのです


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