１０日の日記

私の故郷・・熊本に昔からある熊本ユースオーケストラ・・・

私がヴァイオリンを始めるきっかけとなった先生ご夫妻が設立された団体

私は小学生の頃は遊びに忙しく入ってなかったし小６までしか熊本にはいなかったのでその存在を知り関わるようになったのは音大を卒業し一時帰郷した２～３年の間だった

それでもＯＢ会の名簿に入れて頂き連絡もいつも下さる

運営メンバーもずい分入れ替わり知らない人ばかりになってきたけど当初から続く先生方の意志はずっと受け継がれてる

今年は４５周年になるとのことで記念演奏会のお誘いが届いた

熊本という場所はどういうわけか弦楽器の先生がたくさんいらして専門の道へ進んだ子供達もかなりいる

帰郷し地元で活躍してる人もいれば日本・・海外までもＯＢメンバーは広がってるのです

何度か記念演奏会のお誘いの機会はあったけど・・今回はなぜか・・どうしても行かないといけないような気がするどうしてなんだろう

８月という事で子供達も夏休みだし一緒に行くことも出来る

いつも入るオケの仕事をキャンセルしてでも行かないといけないような気がするのは、何か新しい出会いや再会のチャンスでもあるんだろうか・・・

今は亡き先生が「手弁当で育てた小さかった苗達が集まって大きな大きな木陰をつくりそれを客席から眺め・・休むひと時が最高だ」って話されてたのを思い出す

今年は夏の暑さの真っ盛りにその大きな木陰をつくる葉の一枚になろうかと思う

しわ取りクリームの開発

この春４年生になるのでクラブ見学をし希望を決めたＳ君

第１希望は科学クラブ

第２希望は焼き物・・・なかなかシブい

実験大好き男のＳ君

でも・・将来の夢で警察官になりたいという気持ちもあるみたいだけど・・・パパやママに体力的にむいてないんじゃないかな～と言われたとちょっと凹んでもいた

「先生もＳ君は研究者向きだと思うな～」と話した

「研究所でさ～老化によるシワやシミがすぐに消えてキレイになるクリーム開発してよそしたら先生に１番に教えてでも実験段階じゃイヤよ１００%完成品になってから教えてね」・・・と言うと

「いいですよでも実験段階で人を使って失敗したりしたら損害賠償とか請求されたりしますよね～」・・と

「そうね～シワが倍増した責任とって結婚しろって言われても困るね～」・・と言うと

「別に・・僕の責任ですからそう詰め寄られても責任取って結婚もやむをえないとは思いますが・・・やっぱり結婚するのはどちらかといえば美人で優しい方がいいですね～」・・・と

一瞬・・どっかのおっさんと飲み屋にでもいる錯覚に陥った私・・・

「ノーベル賞とりたいです僕」・・・と

「ノーベル賞の研究者の人達も最初はホンの小さな好奇心とそれをしぶとく追求していった結果だったと思うから賞なんかにこだわらないで自分の気になることをとことん追求してやり遂げていってごらんよ」って話した

「なるほどそうですね」・・と納得してたＳ君

そんな会話をした後の演奏はとても元気で生き生きしてる

大きくなったＳ君と話せる日が楽しみだったりします