Mちゃんのお話

お話好きの年長さんのMちゃん

入園前から入室した子なのでかれこれ・・・３年以上過ぎる

ピアノもヴァイオリンも弾けるようになってすごい進歩

幼児期の３年というのは恐るべしです

おしゃべり度もさらにパワーアップ

とても想像力があって感受性が豊かな子です

悲しい話をすればホントにその気分になってしまうし、楽しい話をすれば実際自分が体験してるような気分にもなれる子

今日は自分のママとパパの出会いについて話を始め・・・

「あのね・・あのね・・スキー場でスキーの上手なパパのカッコイイ滑りを見たママの目がハートになったんだよ」・・・と

「でもね・・・ママはスキー苦手だけどパパより先に生まれててお姉さんなんだよ」・・・と

「それでねそれでね結婚してお兄ちゃんとアタシが生まれたの

「いいでしょ～」・・・と

たくさんの愛情で育ってるな～って感じます

たくさんの愛情で育ってる子供は明るくて無邪気でとても辛抱強く頑張りがききます

でも・・世界規模で見ると決して幸せな子供達ばかりではないです

自分では決めることの出来ない運命ってある

子供はみんな幸せでいて欲しいと願う

その責任が先に生まれた大人にはある

世界中の子供達が天真爛漫なこの子の笑顔のようになることを毎週会うたびに思うのです

冬休みの約束・サボテンにならぬよう・・・

２週レッスンがお休みになると・・何となく気も緩み時間あるし大丈夫って思っちゃうのは子供も大人も同じ

でも・・１日・・２日・・３日・・とサボるとそれを戻すのには倍の時間が必要になると思えば短い時間でも毎日休まず弾いてた方がいいのです

この時期の子供達への合言葉は「サボテンにならないようにしようね」・・・です

サボテンというのはサボりすぎて周囲の人の目が点にならないようにって意味です

「先生～俺・・サボテンになるかもなったらどうする」・・と言うので

「サボテンになったら・・先生・・砂漠に持ってって一人ぼっちで置いて来るからそしたらみんなとバイバイだからわかった」・・・と

「わかりましたなりません」・・・と

みんな

K君の知恵

最近ママの行動を先読みするのが上手くなったと思われるK君

おウチで練習させようと思ってると・・

突然姿を消すらしい

先週のレッスンの後・・・K君のテキストだけ忘れてあった

置き忘れてあった場所を知り・・ママがもしかしてやられたかも・・・と

待合フロアーのベンチに敷いてあるキルティングの布の下からちょっとだけ見えていて気がついたのです

なんでこんなとこにあるのかな～と思いながらもメールでお知らせしなきゃって思ったのです

でも・・テキストが家にない間も次のテキストでママは練習させていたようなので・・・もし練習しなくていいように知恵を働かせたとしても

無駄な抵抗だということがわかっただろう

「お兄ちゃん達ではありえなかったようなことを３男はするんですよ～」・・・とママ

それぞれにいい持ち味のある３兄弟なのです