群馬県立女子大学国際コミュニケーション学部において、私の「国際関係論」ゼミナールの1期生になる学生を紹介します。まずは、それぞれの学生に、ゼミへの抱負を語ってもらいましょう。
M・Hさん:本を読んで知識を増やし、自分の意見をもてるようになりたい(と決意しています)。
K・Mさん:本を読んで、読んで、読みまくりたいと思います。
A・Kさん:(ゼミの)各テーマごとに、自分なりの意見をしっかり持って、発信したいです。
R・Cさん:本を読む習慣をつけ、しっかりとしたブックリポートを書けるようにしたいです。
M・Tさん:読書を通して、知識だけでなく、感性も豊かにしたいです。
T・Iさn:自分の意見をしっかり持ち、発信できる力を身につけたいです。
K・Tさん:国際関係のニュースに意見出来るように成長したいです。
私が、日頃から読書の大切さを強調してることが、ゼミ生たちのコメントに影響しているようですね。
ご参考までに、
4月22日付け『朝日新聞』ウェブ版によれば、大学生の4割が1日の読書時間ゼロ、1ヶ月の図書購入費も過去最低とか。では、大学生は何をしているかと言えば、暇ならスマホだそうです…(もちろん、これが「県女」」の学生に当てはまるというわけでは、必ずしもありません。あくまでも、ある1つの調査結果が示した、日本の大学生の平均にすぎません)。
ゼミ生たちには、多読を勧めるのはもちろんのこと、国際関係論や社会科学のエッセンスから、知的刺激を受けてほしいと思っています。また、ブックリポートや小論文の執筆が、ゼミ生の達成感や満足感につながり、最終的には、それが批判的思考力を備えた人材の育成に役立つことを願っています。