東山町の特産品に、紫雲石硯(しうんせきすずり)があります。
この写真は、私が使っている硯です。
墨石を入れると、滑らかに擦れて、心が落ち付いていきます!
硯の製作年を見ると40年位前の紫雲石硯です。
同町の佐藤鐡治さん宅で購入しましたが、市販の値段はお話を頂け無かった気がします。
学生時代に落としてしまい欠けてしまいましたが、使い続けている内に墨が漏れなくなりました。
諦めていましたが、今は、何も問題なく使えます!
古民家に紫雲石がありますが、採掘権をお持ちの方から許可を戴き、石山に行って貰って来ました。
「良い石は、上にあるから苦労しますよ!」と言われましたが、場所は山深く石が転がると割れ易く本当に苦労した経験があります。
大きな紫雲石でも硯に出来る部分は少なく、本当に貴重な石だという事が分かりました。
書道をされる方は、是非、紫雲石硯を使って頂き、硯の良さを実感して欲しいです。
(一関市東山町特産「紫雲石硯」です!)